Bambu Lab A1 + AMS Lite vs. P1S: 3Dプリンター買い替えの選び方

3Dプリンター

3Dプリンターを買い替える際に、Bambu Lab A1 + AMS LiteとP1Sのどちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いでしょう。特に多色造形を楽しみたいのか、高性能な素材に対応できる機種を選ぶべきかは、用途によって変わります。本記事では、それぞれの特徴と選び方について解説します。

1. Bambu Lab A1 + AMS Liteの特徴

Bambu Lab A1は手軽に高品質な3Dプリントができるエントリー向けモデルですが、AMS Liteを追加することで多色造形が可能になります。

◆ メリット

  • AMS Liteにより最大4色のフィラメントを自動切り替え
  • セットアップが簡単で初心者でも扱いやすい
  • PLAやPETGなどの基本的な素材に対応
  • 比較的リーズナブルでコストパフォーマンスが良い

◆ デメリット

  • ABSやASAなどの高温素材には向かない
  • 密閉型ではないため、温度管理が難しい
  • 造形サイズはA1と同じ(256×256×256mm)

2. P1Sの特徴

P1Sは、密閉型のボディを採用しており、ABSやASA、PC、PA(ナイロン)といった高温フィラメントに対応できるのが大きな強みです。

◆ メリット

  • 密閉型の筐体で高温素材のプリントが安定
  • ABSやPC、PA(ナイロン)など強度のある素材を扱える
  • 冷却性能が高く、反りや歪みを抑えやすい
  • AMSを追加すれば多色造形にも対応可能

◆ デメリット

  • A1 + AMS Liteに比べて価格が高い
  • フィラメントの取り扱いがやや難しい(湿度管理が必要)

3. どちらを選ぶべき?

購入の決め手となるのは「どんな用途で使うか」です。

◆ A1 + AMS Liteを選ぶべき人

  • 多色造形を楽しみたい
  • 主にPLAやPETGなどの扱いやすい素材を使用する
  • コストを抑えたい
  • 初心者でも扱いやすい3Dプリンターが欲しい

◆ P1Sを選ぶべき人

  • ABSやASA、PCなどの耐久性の高い素材を使いたい
  • 強度や耐熱性が必要なパーツを作る予定がある
  • 湿度管理などのフィラメント管理が苦にならない
  • AMSを追加して将来的に多色造形も考えている

4. まとめ

多色造形を重視するならA1 + AMS Lite、高強度の素材を扱いたいならP1Sがベストな選択です。用途に合わせて最適な機種を選び、3Dプリントの可能性を広げていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました