PCの容量が足りなくなったとき、SSD(ソリッドステートドライブ)を追加することでストレージを増やせることをご存じですか? しかし、「USBにSSDをつなげるだけで容量が勝手に増えるのか?」と疑問に思う方もいるでしょう。本記事では、SSDの仕組みやPCへの接続方法、活用法についてわかりやすく解説します。
SSDをUSBに接続するとPCの容量は勝手に増える?
結論から言うと、SSDをUSBに接続しただけではPCの内蔵ストレージ(Cドライブなど)の容量は増えません。
SSDは外付けストレージとして認識され、追加の保存場所として利用できます。つまり、ファイルの保存先をSSDに変更したり、データを移動させることで、PCの内蔵ストレージの空き容量を増やすことが可能です。
SSDをPCに接続する方法
1. 外付けSSDの場合(USB接続)
USBポートに接続するだけで認識され、すぐに使えます。ただし、初めて接続する場合はフォーマット(初期化)が必要なこともあります。
- メリット:手軽に増設可能、PCの内蔵ストレージを開放できる
- デメリット:内蔵ストレージとは別扱いのため、システム容量自体は増えない
2. 内蔵SSDへの換装
ノートPCやデスクトップの内蔵HDD(またはSSD)を、新しいSSDに交換する方法です。この場合、システム(OS)ごと移行することで、実質的にPCの容量を増やすことができます。
- メリット:システムディスクの容量増加、動作速度の向上
- デメリット:換装の手間がかかる、クローン作業(データ移行)が必要
SSDの活用方法
SSDを有効活用するためには、以下の方法があります。
1. ファイルの保存先として使う
動画、写真、ゲームデータなどの大容量ファイルをSSDに保存することで、PCの内蔵ストレージを節約できます。
2. アプリケーションのインストール先にする
PCの動作を軽くしたい場合、SSDにアプリをインストールし、PCのCドライブを空けると効果的です。
3. バックアップ用ストレージとして活用
重要なデータをSSDにバックアップすることで、万が一のデータ消失を防げます。
まとめ
SSDをUSBに接続するだけでPCの容量が増えるわけではありませんが、外付けストレージとして活用することで、PCの空き容量を増やし、動作を快適にすることが可能です。
- 手軽に増設したいなら 外付けSSD(USB接続)
- システムごと容量を増やしたいなら 内蔵SSD換装
- データ保存・バックアップ用途にも最適
用途に合わせて最適なSSDの活用方法を選び、快適なPC環境を手に入れましょう!
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