イラスト制作のためにGALLERIA RL7C-R35-5Nと液晶タブレット(液タブ)、そしてモニターを接続する方法を知りたい方も多いのではないでしょうか?
このノートPCには2つの映像出力端子があり、液タブとモニターを接続することが可能です。ただし、接続方法や適したケーブルを選ばないと、正常に動作しない可能性があります。
この記事では、GALLERIA RL7C-R35-5Nに液タブとモニターを接続する方法、必要なケーブルや注意点について詳しく解説します。
GALLERIA RL7C-R35-5Nの映像出力端子を確認
まずは、GALLERIA RL7C-R35-5Nに搭載されている映像出力端子を確認しましょう。
- HDMI 2.1 × 1
- USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応) × 1
この構成であれば、HDMIポートに液タブ、USB Type-Cポートにモニターを接続することで、デュアルディスプレイ環境を構築できます。
液タブ(XPPen Artist 22 Plus)の接続方法
今回使用する液タブ XPPen Artist 22 Plus には、HDMI入力端子が搭載されています。そのため、次の方法で接続が可能です。
① HDMIケーブルを使用する
- PCのHDMIポートと、液タブのHDMI入力を接続
- 液タブのUSBケーブル(ペンの入力用)をPCのUSBポートに接続
この方法で、液タブをセカンダリディスプレイとして認識させることができます。
② 必要なケーブル
基本的に、XPPen Artist 22 PlusにはHDMIケーブルが付属していますが、もし別途購入する場合は以下のようなものを選ぶとよいでしょう。
- HDMI 2.0以上対応のケーブル(4K対応のものが望ましい)
- USB-A to USB-Cケーブル(ペン入力のための接続)
外部モニターの接続方法
追加で購入予定のモニターは、USB Type-C接続に対応したものを選ぶと、スムーズに接続できます。
① USB Type-C to Type-Cで接続
- PCのUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)とモニターのUSB Type-C入力を接続
- モニター側がType-Cの映像入力に対応しているか確認
この方法で、追加のモニターをPCに接続できます。
② Type-C非対応のモニターを接続する場合
もし購入するモニターがUSB Type-Cに対応していない場合、変換アダプターが必要になります。
- USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応) → HDMI 変換アダプター
このアダプターを使用することで、HDMI入力のモニターでも使用できます。
注意点と接続時のトラブル対策
液タブとモニターを同時に使用する場合、以下の点に注意しましょう。
① ドライバーを最新の状態にする
液タブのドライバーが古いと、画面が正しく表示されない、またはペン入力が機能しない場合があります。
接続前に、XPPenの公式サイトから最新のドライバーをダウンロード・インストールしておきましょう。
② ディスプレイの設定を調整する
液タブとモニターを接続したら、Windowsの設定でディスプレイの配置を調整します。
- 「設定」→「システム」→「ディスプレイ」
- 液タブを拡張ディスプレイとして設定
- ペンの入力位置がずれている場合は、液タブのキャリブレーションを実施
③ USBハブが必要な場合がある
GALLERIA RL7C-R35-5NのUSBポート数は限られているため、USB機器が増える場合はUSBハブを用意しておくと便利です。
特に、USB給電が必要な液タブを使用する場合は、電源付きUSBハブを使うと安定した動作が可能になります。
まとめ
GALLERIA RL7C-R35-5Nは、HDMIとUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)の2つの映像出力端子を備えており、液タブとモニターの同時接続が可能です。
接続方法のまとめ。
- 液タブ(XPPen Artist 22 Plus)はHDMIケーブルで接続
- 外部モニターはUSB Type-C to Type-Cで接続(Type-C非対応なら変換アダプターを使用)
- 液タブのペン入力用にUSBケーブルの接続も必要
事前に必要なケーブルやアダプターを準備し、ドライバーの更新・ディスプレイの設定を適切に行うことで、快適な作業環境を構築できます。
この接続方法を参考に、快適なイラスト制作環境を整えてください!
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