BD-Rプレイヤー(ブルーレイディスクドライブ)をPCに取り付ける際、「どのサイズのベイに設置すればよいのか?」と疑問に思うことがあるかもしれません。特に、昔のPCケースを使っている場合、5インチベイとの違いについて気になる方も多いでしょう。
本記事では、BD-Rプレイヤーの取り付け方法や、5.25インチベイとの関係について詳しく解説します。
BD-Rプレイヤーは5.25インチベイに取り付ける
現在販売されている内蔵型のBD-Rプレイヤーは、5.25インチベイに取り付けるのが一般的です。
1. 5.25インチベイとは?
PCケースの前面にあるドライブベイのうち、光学ドライブ(CD/DVD/BDドライブ)やファンコントローラーを取り付けるためのスペースを指します。
- 横幅:約5.25インチ(133mm)
- 高さ:約41.3mm
- 光学ドライブ用の規格として長年採用
2. 5インチベイと5.25インチベイの違い
かつて「5インチベイ」と呼ばれていた時代もありますが、正式な規格名は「5.25インチベイ」です。
- 昔のPCパーツでは、単純に「5インチベイ」と省略して呼ばれることが多かった
- 光学ドライブやフロッピードライブが主流だった時代の名残
BD-Rプレイヤーの取り付け方法
内蔵型のBD-Rプレイヤーを取り付ける際は、以下の手順を参考にしましょう。
1. 5.25インチベイの空きスペースを確認
PCケースによっては、光学ドライブ用のスペースがない場合があります。最近のコンパクトケースやゲーミングPCでは、5.25インチベイが省略されているモデルも増えているので、事前に確認しましょう。
2. BD-Rプレイヤーをベイに挿入
5.25インチベイが空いている場合、ドライブを前面から挿入します。
- ケースの前面パネルが取り外せるタイプもある
- ネジやレールで固定する仕組みが一般的
3. SATAケーブルを接続
BD-Rプレイヤーは、SATA接続が主流です。マザーボードのSATAポートに接続し、電源ケーブルを電源ユニットから供給します。
4. BIOS・OSで認識を確認
PCを起動し、BIOSまたはOS上でBD-Rプレイヤーが認識されているか確認しましょう。
- Windowsなら「デバイスマネージャー」で確認
- 認識しない場合は、SATAポートの接続を見直す
外付けBD-Rプレイヤーの選択肢
最近では、内蔵型の光学ドライブを搭載しないPCケースが増えているため、外付けBD-Rプレイヤーを利用するのも一つの方法です。
1. 外付けタイプのメリット
- USB接続で簡単に使える
- ノートPCや光学ドライブ非搭載のデスクトップPCでも利用可能
- 取り付け作業が不要
2. 外付けタイプのデメリット
- USB接続のため、内蔵型よりも読み書き速度が遅くなる場合がある
- USBポートを1つ占有する
こんな場合は注意
BD-Rプレイヤーの取り付け時に、以下のような問題が発生することがあります。
- PCケースに5.25インチベイがない → 外付けタイプのBD-Rプレイヤーを検討
- SATAポートが不足している → 別のストレージと共有するか、SATA拡張カードを使用
- 電源が不足している → 電源ユニットの容量を確認し、適切な接続を行う
まとめ
BD-Rプレイヤーは、基本的に5.25インチベイに取り付けるのが一般的です。
- 「5インチベイ」と言われることもあるが、正式には5.25インチベイ
- 取り付けにはSATA接続が必要
- PCケースによっては5.25インチベイがない場合もある
- 最近は外付けBD-Rプレイヤーの選択肢も増えている
自分のPC環境に合わせて、最適な方法を選びましょう。
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