固定電話の番号を維持したまま、異なるインターネットプロバイダー間で移行する際には、いくつかのポイントを押さえる必要があります。特に、BIGLOBE光からソフトバンク光へ番号ポータビリティ(MNP)を行う場合、契約状況の確認や手続きの進め方が重要になります。本記事では、具体的な移行手順と注意点について解説します。
1. 現在の固定電話契約状況を確認する
まず、現在の電話契約状況を正確に把握することが必要です。
- 元々の固定電話番号はNTT加入権の番号
- 現在のプロバイダーはBIGLOBE光
- NTTの契約は休止中
- 電話番号はBIGLOBE光の「光電話」サービスとして維持
この場合、電話契約は「NTT加入電話」ではなく「光コラボレーションの光電話(BIGLOBEひかり電話)」に分類されます。
2. ソフトバンク光へ番号ポータビリティをするための手順
BIGLOBE光の光電話からソフトバンク光の光電話に移行するには、以下の手順を実施します。
① ソフトバンク光へ連絡し、番号ポータビリティの申し込み
ソフトバンク光のサポートセンターへ連絡し、「現在BIGLOBE光の光電話を利用しているが、番号ポータビリティをしたい」と伝えます。その際に、ホワイト光電話にするのか、通常の光電話にするのかを選択します。
- ホワイト光電話:ソフトバンクモバイルとの連携に強い
- 通常の光電話:一般的な固定電話サービス
② BIGLOBE光で「アナログ戻し」が必要か確認
NTT側で「番号ポータビリティが可能」と言われている場合でも、プロバイダーによっては「アナログ戻し」が必要なことがあります。BIGLOBE光へ連絡し、「番号ポータビリティのためにアナログ戻しが必要か?」を確認しましょう。
③ ソフトバンク光の番号ポータビリティ申請
ソフトバンク光に申し込み後、必要な情報を提供し、手続きを進めます。Web申し込みがうまくいかない場合は、カスタマーサポートに連絡し、手動での申し込みを依頼するのが良いでしょう。
3. 番号ポータビリティの手続きがうまくいかない場合の対処法
Webからの申し込みがスムーズに進まない場合、以下の方法を試してみてください。
- ソフトバンク光のサポートセンターに直接電話し、手続きを依頼する
- BIGLOBE光側で番号ポータビリティの承認が必要か確認する
- NTT側に再度確認し、番号のステータス(休止状態・契約状態)を明確にする
特に、NTTの「休止中」の番号は、ポータビリティの際に特殊な手続きが必要になることがあるため、念入りに確認しましょう。
4. まとめ
固定電話番号をBIGLOBE光からソフトバンク光にポータビリティするためには、以下の点を押さえておくことが大切です。
- 現在の電話契約が「光コラボレーション」の電話サービスであることを確認
- ソフトバンク光のサポートに相談し、「ホワイト光電話」か「通常の光電話」かを選択
- BIGLOBE光側で「アナログ戻し」が必要か確認
- Webで手続きが難しい場合は、カスタマーサポートに直接問い合わせる
これらのステップを順番に進めていけば、スムーズに番号ポータビリティが完了するはずです。困った場合は、必ずプロバイダーのサポートに問い合わせて状況を確認しましょう。
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