AppleCare+のエクスプレス交換サービスを利用する際、必ず端末の同時交換が必要なのか、また交換後のデータ移行をどのように行えばよいのか気になる方も多いでしょう。本記事では、エクスプレス交換サービスの流れや、データ移行のベストな方法について詳しく解説します。
AppleCare+ エクスプレス交換サービスとは?
AppleCare+に加入していると、端末が故障した際に、Appleが先に交換用のiPhoneを送付し、ユーザーは手元の故障端末と入れ替えて返送することができます。
このサービスの特徴は以下の通りです。
- 交換端末が先に届く:Appleが新品または整備済みのiPhoneを発送。
- 古い端末を返送:交換端末を受け取ったら、10日以内に故障端末をAppleに返送。
- 期日を過ぎると請求が発生:返送期限を超えると、保証枠確保のために最大87,000円の請求が発生する。
データ移行はどうすればいい?
エクスプレス交換サービスでは、通常、配送業者が端末を同時交換することを求められます。しかし、必ずしも宅配業者にその場で渡す必要はなく、10日以内に返送すれば問題ありません。
データ移行の手順
- 交換用のiPhoneを受け取る:宅配業者が持ってくる端末を受け取る。
- 旧端末からデータをバックアップ:以下の方法でデータを移行可能。
- iCloudバックアップ:Wi-Fi環境下で「設定」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」→「今すぐバックアップ」
- PC経由のバックアップ:iTunes(Windows)またはFinder(Mac)を利用してバックアップ
- 新しいiPhoneにデータ復元:セットアップ時に「iCloudバックアップから復元」または「Mac/PCから復元」を選択。
- 旧端末をAppleへ返送:バックアップ完了後、10日以内に返送すればOK。
注意点と対策
スムーズな交換のため、以下の点に注意しましょう。
- 返送期限を厳守:10日以内にAppleへ返送しないと、高額請求(最大87,000円)が発生。
- アクティベーションロック解除:旧端末の「iPhoneを探す」を無効にしておかないと、返送後にAppleから連絡が来ることがある。
- 宅配業者に端末を渡さなくてもOK:データ移行のために、一旦端末を保管し、後日返送しても問題なし。
まとめ
AppleCare+のエクスプレス交換サービスでは、交換端末を受け取った後、10日以内に旧端末を返送すれば、宅配業者との同時交換は必須ではありません。データ移行後に返送しても問題ないため、安心してバックアップと復元を行いましょう。
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