iPhoneのアップデート中にフリーズした場合の対処法

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iPhoneのファームウェアアップデート中にフリーズしてしまう現象は、アップデートの途中でエラーが発生した場合や、システムが正しく動作しなくなった場合に起こります。この問題を解決するための方法を詳しく解説します。

iPhoneのアップデート中にフリーズする原因

iPhoneがアップデート中にフリーズする原因はいくつかあります。

  • Wi-Fi接続の不具合:アップデート中にWi-Fiが切断されると、更新が途中で止まることがあります。
  • ストレージの不足:iPhoneの空き容量が不足していると、アップデートが正常に完了しないことがあります。
  • バッテリー残量が低い:アップデート中にバッテリー残量が不足し、強制的にシャットダウンされるとフリーズすることがあります。
  • システムエラー:アップデート中にiOSのファイルが破損した場合、正常に起動できなくなることがあります。

iPhoneのフリーズを解除する方法

以下の手順を試すことで、iPhoneのフリーズを解除し、通常の状態に戻すことができます。

1. 強制再起動を試す

通常の再起動ではなく、強制的に電源をリセットする方法を試してみてください。

  • iPhone 8以降のモデル(iPhone 12を含む)
    ① 音量アップボタンを押してすぐ離す。
    ② 音量ダウンボタンを押してすぐ離す。
    ③ Appleロゴが表示されるまで電源ボタンを長押しする。

この操作でiPhoneが再起動し、通常のホーム画面に戻れば成功です。

2. iTunesまたはFinderを使ってリカバリーモードにする

強制再起動で解決しない場合は、パソコンを使ってリカバリーモードに入る方法を試しましょう。

  • パソコンでiTunes(Macの場合はFinder)を開く。
  • iPhoneをケーブルでパソコンに接続する。
  • iPhoneをリカバリーモードにするため、以下の手順を実行する。
    ① 音量アップボタンを押してすぐ離す。
    ② 音量ダウンボタンを押してすぐ離す。
    ③ Appleロゴが表示された後も押し続け、「リカバリーモード」が表示されるまで電源ボタンを長押しする。
  • iTunesまたはFinderに「アップデートまたは復元を選択」というメッセージが表示されたら、「アップデート」を選択する。

3. DFUモードを使って復元する

リカバリーモードでも解決しない場合は、DFU(デバイスファームウェアアップデート)モードを試しましょう。ただし、DFUモードで復元するとデータが消去されるため、バックアップがない場合は注意が必要です。

  • iPhoneをパソコンに接続する。
  • 以下の手順でDFUモードに入る。
    ① 音量アップボタンを押してすぐ離す。
    ② 音量ダウンボタンを押してすぐ離す。
    ③ 電源ボタンを10秒ほど長押しする。
    ④ 画面が真っ黒になったら、音量ダウンボタンを押しながら電源ボタンをさらに5秒押し続ける。
  • iTunesまたはFinderで「iPhoneを復元しますか?」と表示されたら、「復元」を選択する。

アップデート中のフリーズを防ぐ方法

今後同じ問題を避けるために、以下の点に注意しましょう。

  • Wi-Fi環境を安定させる:通信が途切れないように、安定したWi-Fi環境でアップデートを行う。
  • ストレージの空き容量を確保する:iPhoneの空き容量が十分か確認し、不足している場合は不要なデータを削除する。
  • バッテリー残量を確認する:アップデート前にバッテリーをフル充電するか、充電しながら実行する。

まとめ

iPhoneのアップデート中にフリーズしてしまった場合は、強制再起動やリカバリーモード、DFUモードを試すことで解決できる可能性があります。それでも改善しない場合は、Appleサポートに問い合わせて修理を依頼することをおすすめします。

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