フォートナイトを240Hz張り付きで快適にプレイし、競技の終盤でも安定したフレームレート(fps)を維持できるPCを選ぶのは、ゲーマーにとって重要なポイントです。特に、将来的にも安定したfpsを出せる構成を考えると、グラフィックボードの選択が鍵となります。
今回は、以下の2つの構成について、どちらがフォートナイト向きなのか詳しく解説していきます。
- Ryzen 7 9800X3D + RTX 4070 Super + 32GBメモリ
- Ryzen 7 9800X3D + RTX 4070 Ti Super + 32GBメモリ
RTX 4070 Super vs RTX 4070 Ti Super:どれくらいの差があるのか?
この2つのGPUの違いを把握するために、性能を比較してみましょう。
スペック | RTX 4070 Super | RTX 4070 Ti Super |
---|---|---|
CUDAコア数 | 7168 | 8448 |
VRAM容量 | 12GB GDDR6X | 16GB GDDR6X |
メモリバス幅 | 192-bit | 256-bit |
消費電力 | 220W | 285W |
推奨電源 | 650W | 750W |
この比較からわかるように、4070 Ti Superの方がCUDAコア数が多く、VRAM容量も4GB多いです。特に高解像度や長時間の競技プレイでは、VRAM容量が大きいほど快適に動作しやすいため、より安定したfpsを出しやすいといえます。
フォートナイトでの実際のfpsの違い
フォートナイトでの実際のパフォーマンスは、以下のようになります。(1080p・競技設定)
- RTX 4070 Super:240fps張り付き可能。ただし、競技終盤の建築バトル時に170~200fpsに落ちることも。
- RTX 4070 Ti Super:より安定して240fpsを維持。競技終盤でも200fps以上を維持しやすい。
競技シーンでは、建築バトルやエンドゲームでのfps低下が勝敗を分けることがあります。そのため、4070 Ti Superの方がより快適なプレイが可能です。
RTX 4070 Superでも十分なのか?
予算面を考えると、RTX 4070 Superでも十分なパフォーマンスを発揮できます。特に、現在のフォートナイトの環境であれば競技設定(低設定+DLSS)を使えば、240fpsをほぼ維持できます。
しかし、今後のアップデートでグラフィック負荷が上がる可能性や、他のゲームをプレイする予定がある場合、4070 Ti Superの方が長期的に安心です。
長く使うならどちらがいい?
2~3年後を見据えた場合、より高いパフォーマンスを持つ4070 Ti Superの方が有利です。
しかし、予算に余裕がない場合は、4070 Superでも問題なく運用できます。もし、少しでも長く快適に使いたいのであれば、以下のような選択肢も検討できます。
- RTX 4070 Superを購入し、数年後にRTX 5000シリーズへアップグレード
- RTX 4070 Ti Superを購入し、できるだけ長く使う
まとめ:どちらを選ぶべきか?
それぞれの選択肢を整理すると、次のようになります。
- 予算を抑えたい & 現在のフォートナイト環境で問題ないなら → RTX 4070 Super
- 今後も安定したfpsを求め、長期的に使用したいなら → RTX 4070 Ti Super
結論として、最適な選択肢は、現在の予算と将来のアップグレード計画によるといえます。RTX 4070 Superでも十分な性能ですが、より快適な環境を求めるならRTX 4070 Ti Superが適しています。
自分のプレイスタイルや予算を考えながら、最適なPC構成を選びましょう!
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