ブラザーのプリンター DCP-J4210N を使用する際、交換用インクとして B-113Y と LC-113Y という型番のインクが販売されているのを見かけることがあります。これらのインクの違いを正しく理解しておくことで、適切なものを選択し、プリンターの性能を最大限に活かすことができます。本記事では、それぞれの違いと選び方について詳しく解説します。
B-113Y と LC-113Y の基本的な違い
B-113Y と LC-113Y は、どちらもブラザーのインクカートリッジですが、以下のような違いがあります。
型番 | 種類 | 適合プリンター | 特徴 |
---|---|---|---|
B-113Y | 互換インク(非純正) | LC-113Y対応プリンター(DCP-J4210Nなど) | 低価格で純正品に近い性能 |
LC-113Y | 純正インク | DCP-J4210Nを含むLC-113シリーズ対応プリンター | 純正の品質保証あり |
それぞれのインクの特徴
LC-113Y(純正インク)
LC-113Y は、ブラザーが公式に提供する純正インクカートリッジです。
- 品質が保証されており、プリンター本来の性能を最大限に活かせる。
- 純正インクのため、ブラザーのプリンター保証が継続される(互換インクを使用すると保証対象外になる可能性あり)。
- 発色や耐久性に優れ、印刷の安定性が高い。
- 価格は互換インクに比べて高め。
B-113Y(互換インク)
B-113Y は、LC-113Y と互換性を持つ非純正インクです。
- 互換インクのため、価格が純正品よりも安い。
- 純正品とほぼ同じ形状と機能を持つが、品質には差が出ることがある。
- メーカー保証が適用されない可能性がある。
- 印刷品質や耐久性が純正品に比べて劣ることがある(特に写真印刷では顕著)。
どちらを選ぶべきか?
B-113Y(互換インク)と LC-113Y(純正インク)のどちらを選ぶかは、使用目的やコストに応じて決めるとよいでしょう。
純正インク(LC-113Y)を選ぶべき場合
- プリンターの品質を維持し、メーカー保証を継続したい。
- 高品質な写真印刷を頻繁に行う。
- 印刷の安定性を求める。
互換インク(B-113Y)を選ぶべき場合
- 印刷コストを抑えたい。
- 主に文書印刷が中心で、多少の色味の違いは気にならない。
- 保証の対象外になっても問題ない。
まとめ
B-113Y と LC-113Y の違いは以下のようになります。
- B-113Y は 互換インク であり、コストを抑えたい人向け。
- LC-113Y は 純正インク であり、高品質な印刷やメーカー保証を維持したい人向け。
- 写真印刷や長期保存する書類には LC-113Y(純正)が推奨される。
- 日常的な文書印刷なら B-113Y(互換)でも問題ないが、品質には多少の違いが出る可能性がある。
用途に応じて適切なインクを選び、プリンターのパフォーマンスを最大限に活用しましょう。
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