ヴァロラントをプレイ中に「以前より残像がひどく、酔いやすい」と感じることはありませんか?FPS(フレームレート)が200〜300出ているにも関わらず、画面の動きが不自然に感じる場合、モニターの設定やその他の環境に原因がある可能性があります。
本記事では、ヴァロラントで残像が発生する原因と、それを改善するための対策について詳しく解説します。
ヴァロラントで残像が発生する主な原因
ヴァロラントで残像が発生し、ゲームプレイ中に酔いやすくなる原因は大きく分けて以下の4つが考えられます。
- モニターのリフレッシュレートが低い
- モーションブラー(ブレ補正機能)の影響
- 垂直同期(V-Sync)の設定
- モニターの応答速度(GtG)が遅い
それぞれの原因について詳しく解説し、対策を紹介します。
① モニターのリフレッシュレートを確認する
FPSゲームでは、モニターのリフレッシュレート(Hz)がゲームのフレームレート(FPS)と合っていないと、画面のカクつきや残像感が発生することがあります。
【確認方法】
現在のモニターのリフレッシュレートを確認するには、以下の手順を試してください。
- Windowsのデスクトップで右クリックし、「ディスプレイ設定」を開く。
- 「ディスプレイの詳細設定」を選択。
- 「リフレッシュレート」を確認し、設定可能な最大値(例:144Hz, 240Hz)を選択する。
モニターのリフレッシュレートが60Hzの場合、FPSが高くても滑らかに表示されません。ヴァロラントでは144Hz以上のモニターが推奨されます。
② モーションブラーの設定をオフにする
モーションブラー(Motion Blur)は、動きの速い映像を滑らかに見せるための機能ですが、FPSゲームでは逆に残像を増やしてしまうことがあります。
【ヴァロラントでの設定方法】
- ヴァロラントを起動し、設定メニューを開く。
- 「ビデオ」タブ → 「詳細設定」に移動。
- 「モーションブラー」の項目をオフにする。
これにより、画面のブレが軽減され、よりクリアな映像でプレイできるようになります。
③ 垂直同期(V-Sync)をオフにする
垂直同期(V-Sync)は、画面のティアリング(映像のズレ)を防ぐための機能ですが、ラグが増えたり、フレームレートの制限がかかることがあります。
【設定変更方法】
- ヴァロラントの「ビデオ」設定から「垂直同期(V-Sync)」をオフにする。
- 代わりに、「NVIDIA Reflex(低遅延モード)」をオン + ブーストに設定すると、入力遅延を最小限に抑えられる。
特に、高FPS環境でプレイしている場合、V-Syncをオフにすることで、映像の滑らかさが向上します。
④ モニターの応答速度を確認する
モニターの「応答速度」(GtG=グレーからグレーへの遷移時間)が遅いと、画面に残像が発生しやすくなります。一般的に、FPSゲーム向けのモニターでは1ms〜3ms以下の応答速度が推奨されます。
【確認方法】
使用しているモニターのスペックを確認し、応答速度(GtG)が5ms以上の場合は、より高速なモニターへの買い替えを検討すると良いでしょう。
また、一部のゲーミングモニターには「オーバードライブ」機能が搭載されており、これを適切に設定することで応答速度を向上させることができます。
⑤ NVIDIA・AMDの設定を最適化する
グラフィックボード(GPU)の設定によっても、残像の発生を軽減できます。
【NVIDIAの場合】
- NVIDIAコントロールパネルを開く。
- 「3D設定の管理」→「低遅延モード」をウルトラに設定。
- 「G-Sync」をオン(対応モニターの場合)。
【AMDの場合】
- AMD Radeon Softwareを開く。
- 「Radeon Anti-Lag」をオンにする。
- 「FreeSync」をオン(対応モニターの場合)。
これにより、モニターとグラボの動作を同期させ、カクつきを防ぐことができます。
まとめ:ヴァロラントの残像を軽減する方法
ヴァロラントで突然残像が発生し、酔いやすくなった場合、以下の対策を試してみましょう。
- リフレッシュレートを144Hz以上に設定する
- モーションブラーをオフにする
- 垂直同期(V-Sync)をオフにする
- モニターの応答速度を確認し、遅い場合は改善策を試す
- GPUの設定(NVIDIA ReflexやFreeSyncなど)を最適化する
これらの設定を調整することで、ヴァロラントの映像がよりクリアになり、快適なプレイ環境を取り戻すことができるでしょう。ぜひ試してみてください!
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