『Apex Legends』を144Hzで快適にプレイするためには、適切なPCスペックが求められます。特に、シーズン24ではゲームの最適化やアップデートにより、求められるスペックが変化することもあります。
本記事では、現在の環境(Core i5-7400 / GTX 1060 3GB)で144Hzを目指せるのか、どのような設定変更やアップグレードが必要かを詳しく解説します。
APEX LEGENDSの推奨スペック(シーズン24時点)
まず、最新の『Apex Legends』の推奨スペックを確認しましょう。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5-3570K / Ryzen 5 1400 以上 |
GPU | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 290 以上 |
VRAM | 4GB以上 |
メモリ | 8GB以上(推奨16GB) |
ストレージ | SSD推奨 |
この推奨スペックと比較すると、GTX 1060 3GBはVRAMが不足気味であり、CPUのCore i5-7400も少し厳しいことが分かります。
GTX 1060 3GBで144Hzは可能か?
結論から言うと、現在の環境(Core i5-7400 / GTX 1060 3GB)では、144Hzを安定して出すのは難しいです。
理由は以下の通りです。
- GTX 1060 3GBのVRAM不足:VRAMが3GBしかないため、シーズン24のApexでは高解像度・高リフレッシュレートのプレイが厳しい。
- CPUのボトルネック:Core i5-7400は4コア4スレッドのため、ApexのようなCPU負荷の高いゲームではフレームレートが安定しにくい。
- メモリ容量も重要:最低でも8GB、できれば16GBが望ましい。
このスペックでは、低設定でも100~120fps程度が限界で、144fpsを安定させるのは難しいでしょう。
設定を最適化してフレームレートを向上させる
144Hzは難しくても、設定を調整すれば快適なプレイが可能です。以下の設定を試してみましょう。
ゲーム内設定の最適化
- 解像度:1920×1080(FHD)
- テクスチャストリーミング割り当て:低または中
- アンチエイリアス:なし
- 影のディテール:低
- モデルディテール:中
- エフェクトディテール:低
- 垂直同期(V-Sync):無効
- FPS上限:144fps(または120fpsに固定)
これらの設定を行うことで、fpsを10~20程度向上させることが可能です。
NVIDIAコントロールパネルの設定
- 電源管理モード:「パフォーマンス最大化を優先」
- 低遅延モード:「ウルトラ」
- G-Sync:対応モニターなら有効化
これにより、フレームレートの安定性を向上させることができます。
144Hzを目指すならアップグレードが必要
144Hzを安定して出したい場合は、以下のアップグレードを検討しましょう。
おすすめのアップグレードプラン
- GPUのアップグレード:RTX 3060 Ti 以上(理想はRTX 4060)
- CPUのアップグレード:Core i5-12400 / Ryzen 5 5600X 以上
- メモリの増設:16GB以上(できれば32GB)
特に、GTX 1060 3GBはVRAMが不足しやすく、現行のApexでは144fpsを維持するのが困難です。RTX 3060 Ti以上に交換することで、フルHD環境で安定した144fpsを狙えます。
まとめ
現在の環境(Core i5-7400 / GTX 1060 3GB)では、Apex Legendsを144Hzで快適にプレイするのは難しいですが、設定を最適化することで100~120fpsのプレイは可能です。
ただし、安定した144fpsを目指す場合は、GPU(RTX 3060 Ti以上)やCPUのアップグレードが必要になります。特にVRAMが不足しているため、まずはGPUの交換を検討するのが良いでしょう。
ゲーム内設定の調整や、NVIDIAコントロールパネルの最適化を行うことで、少しでも高フレームレートを維持しながらプレイすることが可能になります。
今後のアップグレードを見据えつつ、現環境でできる最適化を試してみましょう!
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