ジモティーなどの中古市場でパソコンを手に入れる際、特に初心者の方にとっては、セキュリティに関する不安がつきものです。貰ったPCに盗聴や盗撮、発信機などが仕込まれていないか、また不審なアプリケーションがインストールされていないか、気になるところだと思います。この記事では、初心者の方でもできるセキュリティチェック方法をわかりやすく解説します。
中古パソコンのセキュリティリスクとは?
中古PCには、前の所有者が何らかの悪意を持ってソフトウェアやハードウェアに細工をしている可能性があります。特に、盗聴や盗撮を目的としたスパイウェア、発信機を仕込んだハードウェアなどが隠されている場合もゼロではありません。しかし、こうしたリスクに対する対策を講じることで、安全に中古PCを使用することができます。
リスクの一つは、ソフトウェア面での脅威です。PCにインストールされているアプリケーションやサービスが、不審な動作をすることがあります。また、ハードウェア面でも、カメラやマイクが外部から遠隔で制御される可能性があるため、ハードウェアのチェックも重要です。
まず確認したい!PCのセキュリティチェックリスト
ここでは、ジモティーで手に入れたノートPCを使い始める前に確認すべきセキュリティチェックポイントを紹介します。初心者でも手軽にできる方法なので、安心して取り組んでみてください。
1. インストールされているアプリケーションの確認
まずはPCにインストールされているソフトウェアを確認しましょう。特に、知らないアプリや怪しい名前のアプリケーションがある場合は、インターネットで調べて、不要であればアンインストールします。
また、インターネットに接続するたびに自動で起動するソフトや、バックグラウンドで動作しているアプリケーションにも注意を払いましょう。これらが不審な動作をしていないかをタスクマネージャーでチェックすることが大切です。
2. ウイルススキャンとスパイウェアチェック
ウイルス対策ソフトを使用して、PC内をスキャンし、スパイウェアやウイルスに感染していないか確認しましょう。Windowsには「Windows Defender」などのセキュリティ機能が内蔵されていますが、より高機能なウイルス対策ソフトをインストールすることをお勧めします。
特にスパイウェアや不正なリモートアクセスを防ぐためのツールを導入することで、PCをより安全に保つことができます。
PCに発信機や盗聴機能が仕込まれていないかのチェック
次に、物理的なセキュリティチェックも重要です。特にノートPCの場合、カメラやマイクが外部からアクセスされる可能性があるため、それらが正常に動作するか確認しましょう。
1. カメラとマイクの動作確認
まず、PCに搭載されているカメラとマイクが正常に動作しているか確認しましょう。カメラやマイクが不審なタイミングでオンになっていないか、プライバシー設定を確認して無効化することをお勧めします。
2. 外部デバイスの確認
また、PCに接続されている外部デバイスにも注意が必要です。USBドングルやその他の不明なデバイスが接続されていないかを確認してください。発信機などの不正なハードウェアが仕込まれている場合があります。
初期化するのは危険?ノートPCの安全性を確保する方法
質問者の方が心配している「初期化」の問題ですが、初期化すると一部の大切なソフトウェアや設定が消えてしまう可能性があります。そのため、もしソフトウェアが重要であるなら、初期化を避けたほうが良いでしょう。
しかし、PCが不安な状態である場合は、リスクを減らすために「セーフモード」で起動し、不要なソフトを削除するなどの手順を取ることをお勧めします。また、セキュリティを強化するために、OSやソフトウェアのアップデートを定期的に行うことも重要です。
まとめ
ジモティーで手に入れた中古PCに不安を感じるのは自然なことですが、上記のようなチェックを行うことで、PCのセキュリティを確保することができます。ソフトウェアやハードウェアに関する問題を予防し、安全に使用するためのポイントを押さえて、安心してPCを活用してください。
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