CrystalDiskInfoを使って、SSD（TOSHIBA THNSNX032GMCT）の健康状態を確認した結果、状態が「正常(11%)」と表示された場合、その後の対応について不安に感じることもあるでしょう。特に、SSDの交換やアップグレード、さらにフォーマットが必要かどうかなど、さまざまな疑問が浮かぶことと思います。この記事では、SSDの健康状態に関するアドバイスと、交換やアップグレードの手順について解説します。
SSDの健康状態が「正常(11%)」とはどういう意味か
CrystalDiskInfoでSSDの健康状態が「正常(11%)」と表示された場合、この「11%」は、SSDの健康度を示す指標です。一般的に、SSDの健康度は「残りの寿命」や「書き込み回数」に関連しています。つまり、11%という表示は、かなり寿命が近づいている可能性があることを意味します。
SSDはフラッシュメモリを使っているため、書き込み回数が増えると劣化が進みます。したがって、「正常(11%)」という状態は、今後の使用においてリスクが高いことを示唆しています。
SSDが壊れるとPCは使えなくなるのか
SSDが故障すると、PCが起動しなくなる可能性があります。特に、OSがインストールされているディスクが故障した場合、PCが起動しないか、起動後にシステムが不安定になることが考えられます。
そのため、早めにバックアップを取り、必要に応じて交換を検討することが重要です。故障によるデータの損失を防ぐために、重要なファイルやデータは常にバックアップしておくことをおすすめします。
SSDの交換は容易か？自分で交換できるか
SSDの交換は、技術的にはそれほど難しくありません。多くのノートPCやデスクトップPCでは、SSDを交換するために特別なスキルは必要ありません。ただし、PCの内部にアクセスするための工具や、静電気対策が必要になることがあります。
交換作業を行う前に、まずPCの取扱説明書やメーカーのガイドラインを確認し、適切な手順に従うことが重要です。また、交換後はOSを再インストールする必要があるため、インストールメディアやバックアップを準備しておくとスムーズに作業が進みます。
32GBから128GBへのアップグレードは可能か
32GBのSSDから128GBへのアップグレードは可能ですが、いくつかの注意点があります。まず、PCが対応する容量のSSDを選ぶ必要があります。多くのノートPCやデスクトップPCは、容量を増やすことができますが、交換するSSDの仕様（インターフェースやフォームファクター）が一致していることを確認しましょう。
また、アップグレード後は、OSやデータを新しいSSDに移行する必要があります。これには、クローンソフトを使って現行のSSDの内容をそのまま新しいSSDにコピーする方法があります。
SSD交換後に必要な手順：フォーマットや設定
SSDを交換した場合、通常はフォーマットを行う必要があります。特に、新しいSSDにはデータが含まれていないため、交換後に適切なフォーマットを行い、OSをインストールする準備を整えます。
交換したSSDをPCに認識させるためには、BIOSで起動順序を設定し、OSインストールメディアからインストールを進める必要があります。OSのインストールが完了した後、ドライバや必要なソフトウェアをインストールすることで、正常に利用できるようになります。
まとめ
CrystalDiskInfoでSSDの健康状態が「正常(11%)」と表示された場合、SSDの寿命が尽きつつある可能性があります。データの損失を防ぐためにも、早めに交換を検討し、バックアップを取ることが大切です。交換作業は比較的簡単ですが、アップグレード時には容量や仕様に注意し、交換後は適切なフォーマットとOSインストールを行いましょう。
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