Chromebookのデモモードを解除できない場合や初期化がうまくいかない場合、さまざまな原因が考えられます。特に、`cros-demo-mode.com`で管理されている場合、通常の初期化手順では問題が解決しないことがあります。この記事では、Chromebookのデモモードを解除する方法と初期化手順を詳しく解説します。
Chromebookのデモモードとは?
デモモードは、主に店舗展示用や一時的なデモンストレーション用に設定された特別なモードです。このモードでは、ユーザーが設定を変更できず、再起動すると自動的に初期設定に戻る仕組みになっています。
通常、Chromebookを購入した際に店舗でデモモードが有効にされることがありますが、このモードを解除しない限り、製品のフル機能を使用することができません。デモモードを解除するためには、いくつかのステップが必要です。
デモモード解除のための初期化手順
デモモードを解除するためには、Chromebookの初期化が必要です。以下の手順を試して、デモモードを解除してみましょう。
- ステップ1: Chromebookの電源を切ります。
- ステップ2: 再起動時に、Esc + 更新ボタン + 電源ボタンを同時に押します。
- ステップ3: 「Chrome OSを修復する」という画面が表示されるので、Ctrl + D を押して、開発者モードに進みます。
- ステップ4: 画面に表示された指示に従って、デバイスを初期化します。
これにより、デモモードが解除され、通常のChromebookとして使用できるようになります。
初期化ボタンが押せない場合の対処法
もし、初期化ボタンが押せない場合や反応しない場合、次の方法を試してみてください。
- キャッシュのクリア: Chromebookを再起動し、キャッシュをクリアすることでボタンが反応することがあります。
- USBリカバリの使用: USBメモリを使って、リカバリモードを通じてChromebookを初期化する方法もあります。Google公式のリカバリ手順に従い、リカバリUSBを作成し、そこから初期化を行います。
- 外部デバイスの取り外し: もしUSBドライブや外部モニターが接続されている場合、一時的に取り外して再試行してみてください。
cros-demo-mode.comによる管理を解除する方法
Chromebookが「cros-demo-mode.com」によって管理されている場合、通常の初期化手順では解除できないことがあります。この場合、企業や店舗向けに設定された特殊なモードのため、管理者権限が必要です。
この管理モードを解除するためには、以下の方法を試すことができます。
- Google管理者に連絡: Chromebookが企業や学校で使用されている場合、その管理者に連絡して、デモモード解除を依頼する必要があります。
- Chrome OSのリカバリ: Chromebookが完全にリセットされていない場合、リカバリツールを使ってOSを再インストールし、管理モードを解除することができます。
まとめ
Chromebookのデモモードを解除するためには、まず初期化を試みることが基本です。もし初期化ボタンが押せない場合や「cros-demo-mode.com」によって管理されている場合は、キャッシュのクリアやリカバリモードを使用することが有効です。
それでも解決しない場合は、管理者に連絡するか、Googleのサポートを活用して問題を解決しましょう。これでChromebookをフル機能で使用できるようになります。
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