USBメモリーを使ってカーナビで動画を再生したい場合、適切なファイルシステムの選択が重要です。特に、最近購入した大容量のUSBメモリーでは、exFATやNTFSが選ばれることが多いですが、これらがカーナビで認識されないことがあります。この記事では、カーナビ(アルパインBIGX)でUSBメモリーを正しく認識させる方法について詳しく解説します。
カーナビが読み込むファイルシステムの制限
多くのカーナビは、特定のファイルシステムしかサポートしていません。特に、アルパインBIGX 11XF11NX2Sなどのカーナビは、exFATやNTFSには対応していないことがあります。これにより、大容量のUSBメモリー(例えば256GB)を使用しても、カーナビが読み込めないという問題が発生することがあります。
そのため、カーナビで正常に動画を再生するためには、USBメモリーをFAT32形式でフォーマットする必要があります。しかし、FAT32には容量制限(最大32GB)がありますので、大容量のUSBメモリーを使用する際には少し工夫が必要です。
FAT32にフォーマットする方法
FAT32にフォーマットすることで、カーナビがUSBメモリーを認識できるようになりますが、大容量のUSBメモリー(256GB)をFAT32でフォーマットするにはいくつかの方法があります。
一般的に、Windowsの標準フォーマットツールでは、32GB以上のドライブをFAT32にフォーマットできません。この場合、サードパーティ製のツールを使うことで解決できます。例えば、「FAT32 Format」などの無料ツールを使用すれば、大容量のドライブでもFAT32にフォーマット可能です。
MiniTool Partition Wizard以外の無料ツール
質問者がMiniTool Partition Wizardを使用したが、有料版に誘導されたというケースがありましたが、他にも無料でFAT32にフォーマットできるツールは存在します。以下のツールが特におすすめです。
- FAT32 Format – 簡単に大容量ドライブをFAT32にフォーマットできる無料ツールです。
- EaseUS Partition Master – 無料で使えるバージョンがあり、大容量ドライブのFAT32フォーマットにも対応しています。
- GUIFormat – FAT32フォーマット専用のシンプルなツールです。
これらのツールを使用すれば、256GBのUSBメモリーをFAT32に変換して、カーナビで認識させることができます。
exFATをカーナビで読み込む方法
もしカーナビがexFATに対応している場合、exFAT形式のUSBメモリーでも問題なく読み込むことができます。しかし、カーナビがexFATに対応していない場合には、ファームウェアのアップデートや設定の変更が必要になることがあります。
アルパインBIGXシリーズのカーナビには、時々ファームウェアアップデートで新しいフォーマットや機能が追加されることがあります。最新のファームウェアにアップデートすることで、exFATに対応する可能性があります。
USBメモリーの容量制限とその対策
USBメモリーの容量が大きいほど、データを保存するスペースに余裕が生まれます。しかし、FAT32の制限により、32GB以上の容量を持つUSBメモリーではFAT32フォーマットを直接行うことができません。この場合、いくつかの対策があります。
まず、複数のUSBメモリーを使用して、それぞれに動画や音楽ファイルを分けて保存するという方法があります。また、USBメモリーをFAT32にフォーマットした後、ファイルを一部ずつ保存することで、容量を有効活用することもできます。
まとめ:カーナビでのUSBメモリーの使用方法
カーナビ(アルパインBIGXシリーズ)でUSBメモリーを使用する際には、適切なファイルシステムの選択が重要です。exFATやNTFSがサポートされていない場合でも、FAT32フォーマットを使うことで問題を解決できます。大容量のUSBメモリーをFAT32でフォーマットするには、サードパーティ製のツールを使用することが推奨されます。
また、カーナビがexFATをサポートしている場合は、ファームウェアのアップデートを確認することも重要です。USBメモリーの容量制限についても、複数のUSBメモリーを使うなどして、最適な方法でデータを管理しましょう。
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