WiFi中継機を使って、家庭やオフィスのWiFi範囲を広げるのは便利ですが、設定がうまくいかないことがあります。特に、NECの「aterm WX3600HP」を親機として、同じくNECの「WG2200HP」を中継機として設定する際に、マニュアル通りにうまく設定が進まないケースがあるようです。この記事では、設定の途中でつまずきやすいポイントを解説し、簡単に設定を完了させるための手順をお伝えします。
中継機設定でよくある問題とその原因
NEC製のWiFi中継機は、らくらく設定ボタンや専用の設定画面を使用することで、比較的簡単に中継設定ができる設計ですが、モデルによっては一部の設定項目が異なるため、設定に手間取ることもあります。
「WX3600HP」に「らくらくボタン」がない場合や、設定画面で中継モードがグレーアウトしている場合には、以下の原因が考えられます。
- 親機の設定が正しく行われていない
- 中継機が「中継モード」以外の設定になっている
- 物理的な接続不良や電波干渉による接続問題
WX3600HPとWG2200HPを中継機として設定する基本手順
まず、WiFi中継機として「WG2200HP」を設定するには、親機となる「WX3600HP」に適切な設定を行い、その後中継機「WG2200HP」を設定する必要があります。
設定手順は以下の通りです。
1. 親機(WX3600HP)の設定確認
まず、親機「WX3600HP」の設定が正しく行われていることを確認します。「WX3600HP」のWi-Fi設定画面にアクセスし、SSID(ネットワーク名)とパスワードを確認します。中継機が接続するSSIDとPWが正しいことを確認してください。
次に、親機側で中継モードを有効にする必要がある場合があります。その設定を有効にしてから、中継機を接続します。
2. 中継機(WG2200HP)の設定手順
次に、中継機「WG2200HP」を設定します。「WG2200HP」の設定画面にアクセスし、正しいSSIDとパスワードを入力します。この時、中継モードの設定がグレーアウトしていて操作できない場合は、物理的に親機と中継機を近づけて再度設定を行ってください。
また、「WG2200HP」のスイッチ設定を「コンバーター」に変更して、LEDランプがオレンジ色に点灯するのを確認します。これが正常に動作しているサインです。
WiFi中継機設定を簡単にするためのポイント
設定に手間取らず、スムーズにWiFi中継機を設定するためのポイントをいくつかご紹介します。
- 親機と中継機を近づけてから設定を開始する
- 中継機のスイッチが「コンバーター」に設定されているか確認する
- 中継機の設定画面で「中継モード」がグレーアウトしている場合、親機との接続が不安定な可能性があるため、再接続を試みる
これらのポイントを確認することで、スムーズに中継機の設定が完了するはずです。
まとめ:WiFi中継機設定を簡単に成功させるためのコツ
WiFi中継機の設定は、一度手順をしっかり確認することで、簡単に行える作業です。親機「WX3600HP」の設定を正しく行い、中継機「WG2200HP」の設定を適切に行うことで、スムーズにWiFiの範囲を広げることができます。
設定がうまくいかない場合は、親機と中継機を近づけて、再度設定を試みましょう。また、設定画面で表示される項目がグレーアウトしている場合は、接続状態や設定内容に問題がある可能性があるため、確認を行ってください。これらの手順を踏んで、快適なWiFi環境を手に入れましょう。
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