OBSでのマイク設定とノイズ除去方法|AT2040とAT-UMX3の音質向上ガイド

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ゲーム配信を始めたものの、OBSを使って録音した際に音がこもったり、ノイズが入ってしまうという問題は多くの配信者が経験する悩みです。特に、低めの声でマイクに近づけて話すと、どうしても音質やノイズが気になってしまいます。今回は、オーディオテクニカのAT2040やAT-UMX3を使う際の音質向上方法と、OBSでの設定を具体的に解説します。

1. マイクの配置と設定の重要性

AT2040やAT-UMX3のようなダイナミックマイクは、音の集音範囲が狭いため、適切な配置が非常に重要です。低音域が強く出やすいので、マイクとの距離を調整して音のバランスを取ることが必要です。

マイクとの距離を15センチほどに設定しているとのことですが、この距離では音がこもりがちになることがあります。試しに少し距離を開けて、20センチ程度にしてみてください。それでも改善が見られない場合、マイクを少し傾けてみると、音質が変わることがあります。

2. OBSでのフィルター設定

OBSでは、音質を改善するためのさまざまなフィルターを追加できます。以下のフィルター設定を試してみてください。

  • ノイズゲート:ノイズが目立つ場合、ノイズゲートを設定して、喋っていないときのノイズをカットします。これにより、無音時の雑音が減少します。
  • ノイズ抑制:ノイズ抑制フィルターは、背景ノイズをさらに低減します。OBSの「VSTプラグイン」を使用することで、より強力なノイズ除去が可能です。
  • コンプレッサー:コンプレッサーは音のボリューム差を均一にするためのツールです。これにより、話しているときの音量が均一になり、よりクリアに聞こえるようになります。

3. マイクの音質調整とイコライザーの使用

オーディオテクニカのAT2040やAT-UMX3は、低音が強調される傾向があります。もし低音が強すぎて音がこもって聞こえる場合は、イコライザーで高音域を強調し、低音を少しカットする設定を試してみましょう。

具体的には、イコライザーの設定で「低音」部分を少し下げ、「中音域」や「高音域」を少し上げると、クリアで自然な音声になることがあります。OBS内で「VSTプラグイン」を使用して、細かな音質調整が可能です。

4. マイクの位置と音質向上のヒント

マイクの音質に影響を与える要素として、位置や向きが非常に重要です。特にダイナミックマイクの場合、マイクを口元に向けすぎると音がこもりがちになりますので、少し下向きに配置してみてください。

また、マイクの位置だけでなく、周囲の環境も音質に影響を与えます。できるだけ音が反響しない場所を選ぶようにし、必要に応じて吸音材を使うと良いでしょう。

まとめ

OBSでのマイク設定を調整することで、音質を大幅に改善することが可能です。低音が強調されがちなAT2040やAT-UMX3を使用する場合、マイクの距離や向きを調整したり、OBSのフィルター機能を活用してノイズやこもりを減少させることが効果的です。また、イコライザーやコンプレッサーなどの設定を活用し、最適な音質に仕上げていきましょう。

最終的には、自分の声に最も適した設定を見つけることが重要ですので、いろいろな設定を試しながら、最適な環境を作り上げてください。

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