小さな会社で業務を効率化するために、FAXをパソコンに自動保存し、どこからでも確認できるようにすることは非常に便利です。特に、エプソンの業務用複合機「PX-M7080FX」を使用している場合、FAX受信後にパソコンにPDFとして保存する設定が可能ですが、パソコンの電源管理に関する問題が発生することもあります。
エプソン PX-M7080FXのFAX受信設定
まず、エプソンのPX-M7080FXを使用してFAXを受信した際に、自動でPDFとして保存するためには、複合機の設定を行い、受信FAXをPCに送信するように設定する必要があります。これにより、会社にいなくても、インターネットを通じてGoogleドライブなどのクラウドサービスでFAXを確認できるようになります。
設定を行う際は、以下のポイントに注意してください。
- FAX受信後、保存先のフォルダをPC上の特定の場所に設定。
- クラウドサービス(Googleドライブなど)との同期設定。
- PDF形式で受信したFAXを自動で保存する設定。
PCがシャットダウン状態でもFAX受信は可能か?
質問者様のように、パソコンをシャットダウンした状態でFAXを受信した場合、FAXがパソコンの指定されたフォルダに保存されるかどうかについてですが、パソコンがシャットダウンしているとFAXデータは保存されません。
FAXを受信するためには、パソコンが起動している状態でなければなりません。これにはいくつかの理由があります。
- 受信したFAXデータを処理し、保存するソフトウェアが起動していないと動作しない。
- ネットワーク経由でPCが操作可能な状態でなければ、クラウドサービスへのアップロードも行われない。
したがって、FAX受信後に自動で保存・転送されるようにするには、パソコンがスリープ状態やシャットダウンではなく、一定の電源が入った状態でなければなりません。
スリープ状態でのFAX受信とその対策
パソコンがスリープ状態でもFAX受信を行いたい場合、設定を見直すことで解決できることがあります。多くのPCでは、スリープ中でもネットワーク接続が維持され、FAXを受信できる場合があります。ただし、この機能が有効かどうかは、パソコンの設定やOSの設定に依存します。
具体的な対策としては、以下の方法があります。
- PCの電源管理設定で「スリープ状態でもネットワーク接続を維持する」オプションを有効にする。
- パソコンのスリープ設定を見直し、FAX受信時に一定時間スリープに入らないように設定する。
- 必要に応じて、専用のソフトウェアやサーバー機能を使用して、受信したFAXをクラウドに自動でアップロードする。
まとめ:パソコンをシャットダウンせずにFAXを自動保存するための最適な設定
エプソンのPX-M7080FXでFAXを受信し、自動的にPDFとして保存するためには、パソコンが起動している状態である必要があります。シャットダウンしていると、受信したFAXは指定したフォルダに保存されません。
最適な方法は、パソコンをスリープ状態でなく、常に起動した状態に保つことです。また、スリープ状態でもFAXを受信できるように設定する方法もありますが、いずれにせよ、パソコンが完全にシャットダウンしているとFAX保存ができないことを理解しておきましょう。
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