ゲーミングキーボードのカスタマイズにおいて、キーの軸を変更することは自分好みの打鍵感を得るための一つの方法です。この記事では、RoccatのVulcan 121 AMIO RGBを使用している方が青軸の打鍵感を求めてカスタマイズする方法を解説します。青軸に変えるための互換性のある軸や注意点についても詳しく説明しますので、初心者の方でも安心してカスタマイズに挑戦できます。
1. Roccat Vulcan 121 AMIO RGBとは?
Roccat Vulcan 121 AMIO RGBは、革新的なデザインと高品質なキースイッチが特徴のゲーミングキーボードです。このモデルは、打鍵感が快適で、LEDライトのカスタマイズ性が非常に高いと評判です。特に、オリジナルのRoccatスイッチ「Titan Switch」を採用しており、打鍵感はしっかりしており、応答性も良好です。
ですが、もし「青軸」のようなクリック感が欲しい場合、オリジナルのスイッチではなく、別のスイッチに交換したいと思う方も多いでしょう。では、どの軸を選べばいいのか、次にその選び方を詳しく見ていきます。
2. 青軸に変更するための軸の選び方
青軸(クリック感があり、音も鳴る軸)に変更する場合、最も重要なポイントは、現在のRoccat Vulcan 121 AMIO RGBのスイッチの互換性です。Roccat Vulcan 121のスイッチは、一般的なMX互換スイッチに対応していますので、MX互換軸の青軸を選ぶことができます。
MX互換スイッチは、非常に多くの選択肢があり、青軸に近い打鍵感を求めるなら、以下の軸が適しています。
- Cherry MX Blue – もっとも有名な青軸で、クリック感と音が特徴。打鍵感がしっかりしており、タイピング音が気になる方におすすめ。
- Gateron Blue – Cherry MX Blueに似た感触で、比較的コストパフォーマンスに優れています。
- Razer Green – Razer製のスイッチで、クリック感と反発感が特徴です。青軸に似た打鍵感を持つものの、少し異なる音がします。
3. カスタムの手順と必要なツール
青軸へのカスタマイズには、まずRoccat Vulcan 121 AMIO RGBのキーキャップを外し、現在のスイッチを取り外す必要があります。以下のステップでカスタマイズを行います。
- キーキャップを外す – プラスチック製のキーキャップを、キーキャップ引き抜きツールを使用して外します。
- スイッチの取り外し – スイッチははめ込み式なので、慎重に取り外します。必要な場合はスイッチ引き抜きツールを使って引き抜きます。
- 新しいスイッチを挿入 – 新しい青軸(例えば、Cherry MX BlueやGateron Blue)をスイッチソケットにしっかりと差し込みます。
- キーキャップを戻す – 新しいスイッチに合わせて、キーキャップを戻します。
これらの作業を行うために必要なツールは、キーキャップ引き抜きツール、スイッチ引き抜きツール、新しいスイッチ、キーキャップなどです。初心者の方でも簡単に作業ができるツールセットが販売されているので、心配せずに挑戦してみてください。
4. 注意すべきポイントとカスタマイズ後の確認
スイッチの交換を行った後、動作確認をしっかりと行いましょう。キーが正常に反応するか、クリック感や音の質が好みに合っているかをチェックしてください。また、スイッチがうまくはまっていない場合や、キーがしっかりと押されない場合は、再度確認を行いましょう。
さらに、青軸の交換後は打鍵音が大きくなるため、静かな環境で使用する場合には音が気になることがあります。オフィスや共有スペースでの使用を考慮して、音が気になる方は音の抑えられるスイッチを選択することも一つの方法です。
5. まとめ:Roccat Vulcan 121 AMIO RGBの青軸カスタマイズ
Roccat Vulcan 121 AMIO RGBは、MX互換スイッチを使用しているため、青軸に変更することが可能です。Cherry MX BlueやGateron Blueなどの青軸を選ぶことで、打鍵感と音の両方を楽しめます。カスタマイズには、少し手間がかかりますが、初心者向けのツールを使えば簡単に交換することができます。
自分に合った軸を選び、カスタマイズ後の確認をしっかり行うことで、より快適にRoccat Vulcan 121 AMIO RGBを楽しむことができます。自分の使い勝手に合わせたキーボードに仕上げることで、ゲームのパフォーマンスもさらに向上するでしょう。
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