ブラザーのMFC730D/Nプリンターで廃インクパッドが満タンになり、交換ランプが点灯した場合、交換後にはリセットが必要です。このリセット手順を理解することで、プリンターのエラーを解消し、再度正常に使用することができます。この記事では、廃インクパッド交換後のリセット方法を詳細に解説します。
1. 廃インクパッドの役割と交換の必要性
廃インクパッドは、プリンター内部で余分なインクを吸収する部品です。インクジェットプリンターでは、印刷中に余ったインクを吸い取るために、このパッドが使われます。長期間使用するとインクが溜まり、パッドが満杯になると、交換ランプが点灯し、交換が求められます。
2. 廃インクパッドを交換した後のリセットの重要性
廃インクパッドを交換した後、プリンターにはその情報をリセットする必要があります。リセットを行わないと、プリンターは「廃インクパッド満杯」と認識し続け、正常に動作しません。このリセットを実行することで、交換ランプが消え、正常に印刷ができるようになります。
3. MFC730D/Nのリセット手順
ブラザーMFC730D/Nで廃インクパッド交換後のリセットを行うための手順は以下の通りです。
- プリンターの電源を切ります。
- 「メニュー」ボタンを押しながら、同時に「*」および「#」ボタンを押し続けます。
- ボタンを押したまま、プリンターの電源をオンにします。
- 表示パネルに「Reset」や「リセット」のメニューが表示されるので、画面の指示に従い「1」または「OK」を押してリセットを選択します。
- リセットが完了すると、プリンターが自動的に再起動します。
これでリセットが完了し、交換ランプが消灯するはずです。
4. リセット後の確認事項
リセットが正しく行われたことを確認するためには、以下のポイントをチェックしてください。
- 印刷テストを実行し、印刷が正常に行われるか確認する。
- 交換ランプが消灯していることを確認する。
- エラーメッセージが表示されないことを確認する。
これらを確認することで、リセットが成功したかどうかを確認できます。
5. リセットがうまくいかない場合の対処法
もし、リセット後も交換ランプが消えない、またはプリンターが正常に動作しない場合は、以下の手順を試してみてください。
- 再度リセット手順を繰り返してみる。
- プリンターを完全に再起動してから、リセットを再試行する。
- 廃インクパッドの交換が正しく行われたか再度確認する。
- プリンターの設定を工場出荷時の状態に戻し、リセットを試みる。
6. まとめ
ブラザーMFC730D/Nプリンターの廃インクパッド交換後は、リセット手順を実行することで正常に動作を再開できます。リセット後には、必ず確認作業を行い、正常に印刷ができることを確認してください。それでも問題が解決しない場合は、メーカーのサポートに問い合わせることを検討しましょう。
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