10〜15万円でゲーミングPCを組み、ゲームプレイ、動画配信、動画編集、そして可能であればLive2Dを動かせる環境を整えたいという方に向けて、低予算でできるPC組み立てのポイントをご紹介します。限られた予算でも、高性能なPCを組むためのコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
低予算で実現可能なゲーミングPCスペック
まず、ゲーミングPCを組む際に最も重要なのは、ゲームを快適にプレイできる性能です。低予算の場合、最もコストパフォーマンスの良いCPUとGPUを選ぶことが重要です。
例えば、AMD Ryzen 5 3600やIntel Core i5-11400Fといった、コストパフォーマンスに優れたCPUは、最新のゲームも問題なく動作させることができます。また、GPUについては、NVIDIA GTX 1660 SuperやAMD Radeon RX 580などのエントリーモデルであれば、予算内で十分な性能を確保できます。
動画配信に必要な性能とポイント
YouTubeやTwitchなどの動画配信を行うためには、ゲームをプレイしながら配信するための性能も必要です。配信にはCPUの性能とGPUのパフォーマンスが影響しますが、特にエンコード処理を行うCPUのコア数が重要です。
例えば、Ryzen 5 3600やCore i5-11400Fは、6コア12スレッドの性能を持っており、配信中のエンコード処理も比較的スムーズに行えます。さらに、ハードウェアエンコードに対応しているGPUを選ぶと、配信の際にCPUの負担を軽減できます。
動画編集を快適に行うためのPCスペック
動画編集には、CPUの性能と十分なメモリ、そしてGPUのサポートが必要です。特に、動画編集ソフトウェアがGPUを活用する場合が多いため、GPU選びも重要なポイントとなります。
予算内でおすすめするスペックは、CPUがRyzen 5 3600またはIntel Core i5、GPUはGTX 1660 SuperまたはRX 580です。また、メモリは16GBを推奨します。これにより、Adobe Premiere ProやDaVinci Resolveなどの動画編集ソフトを快適に動作させることができます。
Live2Dを動かすための要件と選び方
Live2Dを使用してキャラクターを動かす場合、CPUとGPUの性能が重要です。特に、複数のパーツを動かす場合には、GPUの負荷が増えるため、ある程度のグラフィック性能が必要になります。
Ryzen 5 3600やCore i5-11400Fに加え、GTX 1660 SuperまたはRX 580は、Live2Dを動かすために十分な性能を持っています。配信や動画編集と同様に、Live2DもGPUとCPUの両方の性能に依存するため、バランスよく選ぶことが大切です。
おすすめのパーツ選びと予算配分
予算10〜15万円でゲーミングPCを組む場合、パーツごとの配分が重要です。以下のように予算を振り分けると、全体的なバランスが取れたPCを作ることができます。
- CPU:Ryzen 5 3600(約1.5万円)またはCore i5-11400F(約1.5万円)
- GPU:GTX 1660 Super(約2.5〜3万円)またはRX 580(約2.5〜3万円)
- メモリ:16GB DDR4(約8,000円)
- ストレージ:500GB SSD(約5,000円)
- マザーボード:B450/B560(約1万円)
- 電源:500W 80PLUS Bronze(約5,000円)
- ケース:中古やジャンクショップで購入(約5,000円〜)
これらのパーツを組み合わせることで、ゲームプレイ、配信、動画編集、そしてLive2Dにも対応可能なPCを構築できます。
まとめ
低予算でゲーミングPCを組み、動画配信や動画編集、そしてLive2Dを動かすことは十分に可能です。重要なのは、CPUとGPUのバランスをとり、メモリやストレージを適切に選ぶことです。予算10〜15万円であれば、Ryzen 5 3600やCore i5、GTX 1660 Super、RX 580を中心に構成を組み立てると良いでしょう。
また、ジャンクショップでケースを購入するなど、コストを抑える工夫をすることで、さらにコストパフォーマンスの良いPCを作ることができます。自分の用途に合わせてパーツを選び、最適なPCを手に入れましょう。
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