自作PCにWindows 11をインストールする際、インストール場所の選択画面でSSDが認識されないという問題に直面することがあります。特に、BIOS設定やSSDの接続確認に迷っている方は多いでしょう。この記事では、ASUS PRIME H770-PLUS D4マザーボードを使った場合に起こるこの問題の原因と解決策について、わかりやすく解説します。
Windows 11 インストール時の一般的な問題
Windows 11をインストールする際、インストールメディアを作成し、セットアップを開始しても、インストール先の選択画面でSSDが表示されないという問題に遭遇することがあります。この現象は、SSDが正しく認識されていないことが原因です。この記事では、その原因と解決策を紹介します。
1. SSDが認識されない原因とは?
インストール画面でSSDが表示されない主な原因は、BIOS設定の不備や、ドライバの問題、あるいはインターフェースの問題です。例えば、SATAモードの設定が誤っている場合や、M.2スロットが正しく設定されていない場合などです。
BIOS設定の確認と調整方法
BIOS設定を見直すことで、SSDが認識されるようになることがよくあります。以下の設定項目を確認してみましょう。
1. SATAモードをAHCIに設定する
BIOS設定で、SATAモードがAHCI(Advanced Host Controller Interface)に設定されているか確認しましょう。SATAモードがIDEに設定されていると、Windows 11がSSDを認識しないことがあります。AHCIに設定することで、ドライブが正しく認識されるようになります。
2. M.2スロットの設定確認
ASUS PRIME H770-PLUS D4マザーボードの場合、M.2スロットがPCIeまたはSATAモードに設定されているかを確認します。特に、M.2 SSDをSATAモードで接続している場合、Windows 11が認識しないことがあります。この場合、PCIeモードに切り替えることで解決できることがあります。
ドライバの問題と解決方法
SSDが認識されない原因として、ドライバが適切にインストールされていない場合もあります。特に、Windows 11のインストールメディアに必要なドライバが含まれていない場合です。
1. ドライバのインストール
インストール画面で「ドライバが見つからない」と表示される場合、インストールメディアにSSD用のドライバを追加する必要があります。ドライバをUSBメモリにコピーして、インストール時に「ドライバの読み込み」を選択することで解決できます。
Windows 11 インストール時の注意点
自作PCでWindows 11をインストールする際には、いくつかの重要な注意点があります。
1. TPM 2.0の有効化
Windows 11をインストールするためには、TPM 2.0(Trusted Platform Module)が有効になっている必要があります。BIOS設定でTPM 2.0を有効化することを忘れないようにしましょう。
2. UEFIモードの設定
Windows 11のインストールには、UEFIモードでのインストールが推奨されます。BIOSでブートモードをUEFIに設定してからインストールを再試行しましょう。
まとめ:問題解決のためのステップ
自作PCでWindows 11をインストールする際、SSDが認識されない問題にはいくつかの解決方法があります。BIOS設定の確認、ドライバのインストール、TPM 2.0の有効化、UEFIモードの設定を適切に行うことで、問題が解決することが多いです。上記の手順を順番に試してみて、インストールを進めてください。
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