パソコンのバックアップ方法と外付けHDDにバックアップを取る際の注意点

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パソコンのバックアップは、大切なデータを守るために重要な作業ですが、特に初心者の方にとっては方法がわからない場合も多いでしょう。この記事では、Windows 7でのバックアップ方法と、外付けHDDにデータをバックアップする際の注意点について解説します。

Windows 7でのバックアップ方法

Windows 7には「バックアップと復元」機能があり、これを利用して簡単にパソコンのバックアップを取ることができます。手順としては、コントロールパネルから「バックアップと復元」を選び、「今すぐバックアップ」をクリックするだけです。しかし、この方法にはいくつかの注意点があります。

まず、バックアップ先として外付けHDDを選択する場合、そのHDDの容量がパソコンのデータ量を十分に収容できるかを確認することが重要です。例えば、パソコン内のデータが1TB以上であれば、外付けHDDの容量も1TB以上が必要です。

外付けHDDへのバックアップに時間がかかる理由

バックアップの際、データ量が多いと時間がかかることがあります。特に外付けHDDにバックアップを取る場合、USB接続の速度やHDD自体の転送速度が影響します。バックアップが97%で止まったままとなる現象も、転送速度が遅いために発生することがあります。

もしバックアップが進まない場合、USBポートを変更してみたり、他のUSBケーブルを使ってみるのも一つの方法です。また、バックアップ中に他のプログラムが動いていると、処理速度が遅くなることがあるので、なるべくバックアップ中は他のアプリケーションを閉じておくことをおすすめします。

OneDriveとの違いと併用の注意点

OneDriveにバックアップを取っている場合、それはオンラインでのクラウドバックアップとなります。一方、外付けHDDにバックアップを取ることはローカルバックアップです。両者は別物であり、それぞれにメリットがあります。

OneDriveはオンラインでデータを保管するため、インターネット接続さえあればどこでもアクセスできますが、外付けHDDはインターネットが必要なく、パソコンのローカル環境で直接データにアクセスできます。それぞれのバックアップ方法を組み合わせて使うことで、より安全にデータを守ることができます。

バックアップの進行状況が遅い場合の対策

バックアップが進行しない場合や非常に遅い場合、いくつかの原因が考えられます。まず、バックアップの対象となるデータが多すぎる場合、転送速度が追いつかずに時間がかかります。また、バックアップ中にパソコンの処理能力が足りなくなることも影響します。

対策としては、バックアップを小分けにして行う、あるいはバックアップ中に他のアプリケーションを閉じることで、速度を改善できることがあります。外付けHDDの状態が良好であるかも確認してみてください。ディスクの不具合がある場合は、バックアップが遅くなることがあります。

バックアップ中の停止と再開方法

もしバックアップを途中で停止してしまった場合、再度バックアップを開始するときは、途中で止まった場所から再開することができる場合もあります。しかし、再開されないこともあるので、その場合は最初からバックアップを取り直すことを考慮する必要があります。

バックアップの停止は、データが完全に保存されていないリスクを伴うため、できるだけバックアップが完了するまで待つことが推奨されます。時間がかかっても、バックアップの進行状況を監視しながら、途中で中断せずに行うようにしましょう。

まとめ:バックアップの重要性と効率的な進め方

パソコンのバックアップは、データを失うリスクを防ぐために非常に重要な作業です。Windows 7でのバックアップ方法は基本的に簡単ですが、データ量が多い場合や外付けHDDの速度が遅い場合は、時間がかかることがあります。OneDriveなどのクラウドサービスとローカルの外付けHDDを併用することで、より安全にデータを保管することができます。

バックアップ中に進行が遅い場合は、他のアプリケーションを閉じて処理速度を確保したり、バックアップを小分けにするなどの方法を試してみましょう。どんな場合でも、途中でバックアップを停止せず、完了するまで待つことをおすすめします。

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