ノートPCに外付けGPUを接続する方法と必要な電源について解説

周辺機器

ノートPCに外付けGPU(グラフィックボード)を接続して、ゲーミング性能を向上させる方法について知りたい方へ。特に「NVIDIA GeForce GTX 1060」相当の性能を目指す場合、どのGPUを選べば良いのか、また、電源についても解説します。外付けGPUを使用する際のポイントを押さえて、費用を抑えつつ、最高のパフォーマンスを引き出しましょう。

1. 外付けGPUを接続するために必要な機材

ノートPCに外付けGPUを接続するには、まず「eGPU(外付けGPU)」を使用する必要があります。eGPUは、通常PCIeスロットを備えたグラボを接続できる外部デバイスで、Thunderbolt 3またはUSB-Cポートを通じてノートPCと接続します。一般的なeGPUボックスには、GPUカードを取り付け、電力を供給するための専用の電源が含まれています。

2. NVIDIA GeForce GTX 1060相当の性能を出すためのGPU選び

NVIDIA GeForce GTX 1060に相当する性能を持つ外付けGPUを選ぶ際、いくつかの選択肢があります。最もコストパフォーマンスが良いのは、NVIDIAのGTX 1660やRTX 2060など、後継モデルのGPUです。これらはGTX 1060よりも高いパフォーマンスを発揮し、同じ価格帯でより優れた性能を提供します。例えば、GTX 1660はGTX 1060よりも約20%程度のパフォーマンス向上が期待できます。

予算を抑えつつ、GTX 1060の性能を目指すなら、GTX 1650やGTX 1050 Tiなどのエントリーモデルも検討できます。これらは予算内で購入でき、エントリーレベルのゲーミングや動画編集に適した性能を持っています。

3. 外付けGPUの電源選び

外付けGPUに必要な電源の容量は、使用するGPUに応じて異なります。例えば、GTX 1060やGTX 1660のような中堅クラスのGPUでは、350W〜500W程度の電源が推奨されます。これにより、GPUが必要とする電力を安定して供給できます。RTX 2060やRTX 3070など、さらに高性能なGPUを使用する場合は、600W以上の電源が必要になることがあります。

eGPUボックスに内蔵されている電源ユニットは、通常、最大600W程度のものが多いため、もしボックスを選ぶ際には電源容量も確認しておきましょう。電源が不足すると、GPUが十分に動作せず、パフォーマンス低下を招く可能性があります。

4. 費用を抑えるためのコストパフォーマンスの高い選択肢

外付けGPUを導入する際の費用を抑えたい場合、中古のGPUやeGPUボックスを検討するのも一つの方法です。中古市場では、前世代のGPU(例えばGTX 1060やGTX 1050 Ti)が安価で手に入ることがあります。注意点としては、購入前にGPUやeGPUボックスの状態を確認し、動作に問題がないかどうかをしっかりチェックすることです。

また、パーツを自分で選んで組み立てる方法もあります。これにより、不要な機能を省いて費用を抑えつつ、必要な性能を確保することができます。

5. まとめ

ノートPCに外付けGPUを接続してゲームをプレイするには、GPUやeGPUボックス、電源の選定が重要です。GTX 1060相当の性能を目指す場合、GTX 1660やRTX 2060を選ぶのが最適ですが、予算に応じてGTX 1650やGTX 1050 Tiも選択肢として考慮できます。電源はGPUの消費電力に応じて選び、安定したパフォーマンスを確保することが大切です。費用を抑えつつ最高のパフォーマンスを発揮できるよう、必要な機材を選んでください。

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