MSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiマザーボードに水冷クーラーを取り付ける際、ポンプとファンの接続が正しいかどうか心配になることがあります。特に、ポンプの4PINコネクターをどこに接続すればよいのか、SYSFANとPUMPFANの違いについて迷うことが多いです。この記事では、水冷クーラーの正しい接続方法を解説し、初心者でも安心して取り付けられるように説明します。
MSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiのポンプ接続方法
MSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiマザーボードには、PUMPFAN1というポンプ専用のファンヘッダーがあります。このヘッダーは、水冷クーラーのポンプを接続するために設計されており、4PINコネクターを持つポンプはこのヘッダーに接続することが推奨されます。
ポンプは通常、冷却システムの心臓部であり、その回転数を制御することが重要です。PUMPFAN1ヘッダーを使用することで、ポンプの回転数を正しく管理でき、システムの安定性を保つことができます。
SYSFANとPUMPFANの違いとは?
SYSFAN(System Fan)とPUMPFAN(Pump Fan)は、どちらもファン用の接続端子ですが、それぞれに特化した用途があります。SYSFANは、ケースファンなどの一般的なファンを接続するために使用され、通常は3PINまたは4PINのコネクターを持つファンに対応します。一方、PUMPFANは、ポンプ専用に設計されたヘッダーで、ポンプの回転数を正確に制御するために必要です。
水冷クーラーのファンケーブル(通常は3PINや4PINのファンコネクター)をSYSFANに接続すると、ファンの回転数がマザーボードの設定に従って調整されますが、ポンプの回転数制御とは異なります。
水冷クーラーのポンプとファンの接続方法
水冷クーラーをMSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiに接続する場合、以下の手順で正しく接続できます。
- ポンプの4PINコネクターを、PUMPFAN1に接続します。これにより、ポンプの回転数を正しく管理できます。
- ファンのケーブル(通常は3PINまたは4PIN)をSYSFAN1、SYSFAN2、またはSYSFAN3などの空いているSYSFANヘッダーに接続します。
このように、ポンプの接続はPUMPFAN1に、ファンの接続はSYSFANに行うことが、最も一般的で推奨される方法です。
水冷クーラーのインストール時に注意すべき点
水冷クーラーのインストール時には、いくつかの注意点があります。まず、ポンプとファンのケーブルが干渉しないように配線を整理しましょう。また、ファンの回転数やポンプの設定は、BIOSで確認・調整することができるので、インストール後に適切な回転数に設定しておくことが大切です。
さらに、クーラーの冷却能力が最大限に発揮できるよう、ケース内のエアフローを確保することも重要です。水冷クーラーは冷却性能が高いため、適切な取り付けと配線がシステム全体の安定性に寄与します。
まとめ:MSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiに水冷クーラーを接続するポイント
MSI B650M GAMING PLUS Wi-Fiマザーボードに水冷クーラーを取り付ける際、ポンプの4PINコネクターはPUMPFAN1ヘッダーに接続し、ファンのケーブルはSYSFANに接続するのが正しい方法です。これにより、ポンプの回転数が正しく管理され、システム全体の冷却性能が向上します。
インストール後は、BIOSでファンとポンプの設定を確認・調整し、ケース内のエアフローを最適化することで、より高い冷却効果を実現できます。
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