PS5のDualSenseコントローラーをWindows 11にBluetoothで接続した場合、時折コントローラーが反応しなくなることがあります。特に、PCがスリープ状態から復帰した後や、Steamで認識されない場合があります。このような問題が発生すると、ゲームプレイに支障をきたし、非常にストレスを感じることでしょう。
Bluetooth接続時のコントローラーが反応しない原因
コントローラーがPCにBluetoothで接続されている場合でも、スリープ後に反応しない問題は複数の原因で発生することがあります。主な原因としては、ドライバーの不具合、接続のリセット、またはBluetoothの設定に関する問題が考えられます。
特にWindows 11では、Bluetooth機器がスリープから復帰する際に、再接続がうまくいかない場合があり、この問題はすぐに解決することが難しいことがあります。そのため、いくつかの方法を試すことで、コントローラーが正しく反応するように設定を調整することが可能です。
コントローラーの接続設定を確認する
まず最初に確認するべきは、Bluetooth設定が正しく行われているかどうかです。PCの設定から「Bluetoothとその他のデバイス」を確認し、コントローラーが接続されていることを再確認してください。接続されている状態で、もし小さな緑の点が表示されていれば、接続自体は正常に行われている可能性があります。
しかし、コントローラーが反応しない場合は、再度ペアリングを行うことが有効です。Bluetooth設定から「削除」を選択してコントローラーを一度削除し、その後再度ペアリングを行うことで問題が解決することがあります。
Steamの設定を確認する
Steamを使用している場合、Steam自体の設定にも問題がある可能性があります。まず、Steamの「設定」メニューを開き、「コントローラー」の設定を確認しましょう。特に「一般的なゲームパッド設定」のオプションが有効になっているかどうかを確認し、必要に応じて設定を調整します。
また、Steamの「Big Pictureモード」でコントローラーが認識されない場合は、Steamのアップデートが適用されていない可能性もあるので、最新のアップデートを確認し、インストールしてから再度コントローラーを接続してみてください。
ドライバの再インストールを試す
コントローラーがWindows 11でうまく動作しない場合、ドライバの再インストールが有効な解決策となることがあります。まず、デバイスマネージャーを開き、「ゲームコントローラー」セクションにあるDualSenseコントローラーを右クリックし、「ドライバーのアンインストール」を選択します。
アンインストールが完了したら、PCを再起動し、Windowsが自動的に最新のドライバを再インストールします。これにより、コントローラーが再び正常に認識される場合があります。
PCのスリープ設定を調整する
スリープ状態から復帰後にコントローラーが反応しない場合、PCのスリープ設定を調整することも一つの手です。PCがスリープから復帰した際に、Bluetooth接続が正常に行われるように設定を変更します。
「デバイスマネージャー」を開き、「Bluetooth」の項目を展開します。使用しているBluetoothアダプタを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「電源の管理」タブで「コンピュータがこのデバイスの電源を切ることを許可する」のチェックを外すことで、スリープ後もBluetoothが正常に動作し続ける場合があります。
まとめ:コントローラーが反応しない時の対処法
PS5のDualSenseコントローラーがPCで反応しない問題は、Bluetooth接続の設定やドライバの不具合、スリープ設定などが原因で発生することがあります。上記の方法を順番に試すことで、問題が解決することが多いです。
特に、SteamやWindowsの設定、ドライバの再インストールを行うことで、コントローラーの認識不良が改善されることが期待できます。もしこれらの方法で解決しない場合は、別のUSB接続の方法や、PS5コントローラー専用の設定を試すことも有効です。
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