Wordで作成した文書を長形3号の封筒に印刷する際に、逆さまに印刷されてしまう問題は、設定ミスやプリンターの動作に関わることが多いです。このような問題は突然発生することもありますが、いくつかのポイントを確認することで解決できます。本記事では、印刷設定の見直しやプリンターの調整方法を解説し、問題を解決する手順を紹介します。
1. 封筒印刷の基本設定
まず、Wordで封筒を印刷する際に必要な基本設定を確認しましょう。封筒サイズを「長形3号」に設定した後、プリンター設定でも同様に封筒サイズを選択する必要があります。
一般的に、Wordで封筒を印刷する場合、印刷する向きや用紙の挿入方法を正しく設定しないと、逆さまに印刷される原因となります。
2. 封筒の向きとプリンター設定の確認
2.1. Wordで封筒の向きを確認する
Wordで封筒を印刷する際には、文書のレイアウトを封筒サイズに合わせることが大切です。特に、封筒の表面に印刷される内容がどの向きになるのかをチェックしましょう。
印刷前に「ページ設定」から封筒のレイアウトを確認し、郵便番号が上になるように設定します。これを逆に設定すると、印刷結果が逆さまになります。
2.2. プリンターの用紙設定の確認
Canon TS5030などのプリンターでは、封筒を印刷する際に「手差しトレイ」に封筒をセットする必要があります。用紙サイズとして「長形3号」を選んで、封筒の挿入方向も確認しましょう。
特に、封筒を挿入する向きを誤ると、印刷された内容が逆さまになることがあります。指示通りに入れても逆さまになってしまう場合は、少し角度を変えて挿入してみてください。
3. プリンターの「ページ配置」設定を確認する
3.1. Windowsの印刷設定を見直す
プリンターの設定画面で、「印刷の向き」や「ページ配置」を調整することで解決できることがあります。特に「横向き」や「縦向き」の設定を間違えていると、印刷内容が逆さまになりやすいです。
「プリンターのプロパティ」から、印刷の設定を確認して、封筒の表面が正しく印刷されるように調整しましょう。
3.2. 「手差しトレイ」の正しい挿入方法
多くのプリンターには「手差しトレイ」があり、封筒などの特殊な用紙を印刷するためには、そこに封筒をセットする必要があります。封筒を正しくセットする方法を確認しましょう。
また、封筒の挿入方向が間違っている場合、プリンターが用紙を正しく認識せず、逆さまに印刷されることもあります。
4. 再試行: 逆さまに印刷される場合の対処法
4.1. 封筒の挿入向きを調整する
封筒を逆さまに印刷される原因の一つに、プリンターへの封筒の挿入方向の間違いがあります。プリンターの指示に従って封筒の郵便番号が上になるように挿入することが大切です。
それでも逆さまに印刷される場合、封筒を一度逆さに入れてみることも有効です。これでうまくいかない場合は、プリンターの設定を再確認しましょう。
4.2. プリンターのドライバーを再インストールする
ドライバーに不具合がある場合、正しく印刷できないことがあります。Canon TS5030の最新ドライバーをメーカーの公式サイトからダウンロードし、再インストールしてみてください。
5. まとめ: 封筒印刷を正しく行うためのポイント
封筒印刷を逆さまにしないためには、Wordでの設定、プリンターでの用紙の挿入方法、そして印刷設定を正しく行うことが重要です。以下のポイントを再確認して、印刷をスムーズに行いましょう。
- 封筒サイズを正しく設定する
- 郵便番号が上になるように封筒をセットする
- プリンター設定(手差しトレイ、ページ配置など)を確認する
- ドライバーや設定を再インストールする
これらのステップを試すことで、封筒の印刷が逆さまにならず、正しく印刷できるようになるはずです。
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