コンビニのコピー機でUSBメモリが使えない?原因と対処法を徹底解説

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「いつも使っていたUSBメモリが突然コンビニのコピー機で読み込めなくなった…」そんな経験をされた方もいるのではないでしょうか。特に『パスワードを設定できるUSBメモリは使用できません』と表示されるケースは意外と多く、戸惑う方も少なくありません。この記事ではその原因と対処法について詳しく解説していきます。

なぜ急にコピー機でUSBメモリが使えなくなったのか?

一番多いケースとして考えられるのが、USBメモリの内部仕様や設定に変更が加わったことによる互換性の問題です。コンビニのコピー機は多くの場合、セキュリティリスクを避けるためにパスワード保護や暗号化機能付きのUSBメモリを排除する仕様になっています。

以前は使用できていたとしても、コピー機側のソフトウェアアップデートにより、セキュリティ基準が厳しくなり、使用できなくなったという例もあります。

USBメモリの種類が影響する?

USBメモリには様々なタイプがありますが、特に「セキュリティ機能付きUSBメモリ(暗号化対応やパスワード保護機能)」はコンビニコピー機で使用不可となることがあります。

たとえば、次のようなモデルは使用が制限される可能性が高いです。

  • セキュリティソフト付き(例:SecureAccessなど)
  • ハードウェアロック機能付き
  • 企業向けの暗号化ストレージ

また、見た目は通常のUSBメモリであっても、ソフトウェア上で自動的に2つの領域(暗号化領域と通常領域)に分かれているものもあり、こうした製品はコピー機側で検出されてしまう場合があります。

対処法①:別のUSBメモリを使う

もっとも確実な方法は、シンプルなUSBメモリ(セキュリティ機能なし)を使用することです。コンビニのコピー機が認識しやすいUSBメモリは、以下のような特徴があります。

  • 暗号化ソフトが入っていない
  • フォーマット形式がFAT32またはexFAT
  • 容量が32GBまたは64GBなど一般的なサイズ

セキュリティ機能付きUSBでも、パスワード設定を解除したり通常モードで使用できる製品であれば、一時的に対応できることもあります。

対処法②:USBメモリの中身を確認・修正する

一部のUSBメモリでは、暗号化領域と通常領域に分かれていても、保存されているファイルにより使用が制限される場合もあります。以下の方法を試してみましょう。

  • セキュリティソフトやランチャーの実行ファイル(.exe)を削除
  • ファイル数を減らす(10個以内を推奨)
  • ファイル名に特殊文字が含まれていないか確認

また、不要な隠しファイル(例:.DS_StoreやThumbs.dbなど)が入っていると正常に認識できないこともあります。

対処法③:フォーマットし直す

どうしても認識されない場合は、フォーマットのし直しが有効です。ただし、中身がすべて削除されるため、バックアップを取ってから実行してください。

おすすめの設定は以下の通りです。

  • ファイルシステム:FAT32 または exFAT
  • アロケーションユニットサイズ:既定
  • クイックフォーマット:チェックを入れる

フォーマット後、PDFや画像など必要なファイルを改めてコピーしてから、再度コンビニのコピー機で試してみてください。

まとめ:USBメモリが使えない時は“セキュリティ機能”を疑おう

コンビニのコピー機でUSBメモリが使えない場合、その原因の多くは「パスワード保護」や「暗号化機能」にあります。以前は使えていたとしても、コピー機側の仕様変更やセキュリティ強化により、突然使えなくなることもあるのです。

最も確実な対処法は、セキュリティ機能のないシンプルなUSBメモリを用意すること。それでも解決しない場合は、USBの中身やフォーマット形式を見直し、場合によっては初期化して再設定することで改善が期待できます。

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