Ultimaker Curaを使用して、anycubic mega-sのプリンター設定を行っている際に、開始G-codeの変更やオートレベリングの設定についていくつかの疑問が生じることがあります。この記事では、これらの疑問を解決する方法をわかりやすく説明します。
1. Ultimaker Curaの開始G-code変更による影響
Ultimaker Curaのプリンター設定で開始G-codeを変更した場合、その変更はスライスしたファイルにのみ適用されます。つまり、プリンター本体の設定は変更されません。開始G-codeの変更によって、スライスしたファイル内に新しいコマンドが挿入され、プリンターがそのコマンドを実行します。
したがって、プリンター本体の設定を変更することはなく、毎回スライスするファイルに新たな設定が反映されることになります。
2. オートレベリングの設定変更について
オートレベリング後に追加すべきG-codeについての質問についてですが、あなたのプリンター設定画面に表示されている内容を元に解説します。
現在、設定画面に「G28 X0 Y10 Z0」、「M420 S1」、「M420 Z2.0」、「G0 Z0.15」というコマンドが既に設定されています。ここで、オートレベリングの設定を反映するためには、M501を追加するだけで十分です。つまり、以下のように設定することが望ましいです。
G28 X0 Y10 Z0
M501
M420 S1
M420 Z2.0
これにより、オートレベリングの結果が適切に反映されるはずです。
3. 追加のアドバイスと参考書籍のご紹介
3Dプリンターの設定をさらに深く学びたい場合、G-codeやプリンターのファームウェアについて理解を深めることが非常に重要です。G-codeに関しては、オンラインのチュートリアルや書籍で学ぶことができます。
例えば、「3Dプリンターで学ぶG-code実践ガイド」などの書籍は、初心者でも理解しやすい内容で、3Dプリンターをさらに効果的に使用するための手助けとなるでしょう。
4. まとめ
Ultimaker Curaでの開始G-codeの変更やオートレベリングの設定に関する疑問は、基本的にスライスしたファイルにのみ影響を与えることを理解することが重要です。また、オートレベリング後の設定は、G-codeにM501を追加することで問題なく設定が反映されます。
今後、3Dプリンターの設定をより深く学びたい場合は、参考書籍やオンラインチュートリアルを活用し、G-codeやファームウェアの理解を深めることをお勧めします。
コメント