オムロンのタッチパネルNAシリーズを使っている際、オブジェクトボタンでページを切り替える方法が分からない方も多いかと思います。この記事では、オムロンタッチパネルの設定手順を初心者向けに解説し、旧モデルの操作と同様のページ切替を実現する方法を紹介します。
オムロンNAシリーズの基本操作
オムロンのNAシリーズタッチパネルは、視覚的で直感的な操作が可能なデバイスです。特に、複数の画面を切り替えながら表示する機能は非常に有用で、システム全体を効率的に管理するのに役立ちます。
ページの切り替えは、一般的に「オブジェクトボタン」を使用しますが、その設定方法にはいくつかの注意点があります。これから、その手順を詳細に説明します。
オブジェクトボタンを使用した画面切替の設定方法
オブジェクトボタンを使ってページを切り替える設定は、旧モデルと同様に、タッチパネル内のプロパティ設定から行うことができます。具体的には、画面設定の「機能設定」から「画面切替」の項目を設定します。
ここで重要なのは、設定する「オブジェクトボタン」をタッチパネルのレイアウトに追加した後、どのページに切り替えるかを選ぶことです。これにより、ユーザーがボタンをタッチすることで指定したページが表示されるようになります。
画面切替の設定手順
以下の手順で、オブジェクトボタンによるページ切り替えの設定を行いましょう。
- タッチパネルの設定画面を開きます。
- 「オブジェクトボタン」のプロパティを設定します。
- 「機能設定」タブ内の「画面切替」を選択します。
- 切り替え先のページを選び、設定を完了します。
設定を完了後、オブジェクトボタンをタッチすると、指定した画面へ遷移するようになります。
実際の設定例
例えば、タッチパネルで監視画面と制御画面を切り替える場合、監視画面に「監視開始」ボタン、制御画面に「制御開始」ボタンを設置します。それぞれに画面切替の設定を行い、ボタンをタッチすることで、リアルタイムでページが切り替わります。
このように、ボタン一つで別の画面に移動できるため、現場での操作性が格段に向上します。
トラブルシューティング:設定がうまくいかない場合
もしオブジェクトボタンが機能しない場合、いくつかの原因が考えられます。設定を再確認することが重要です。設定が正しい場合でも、タッチパネルのソフトウェアやハードウェアに問題がある場合もあります。
一度、タッチパネルを再起動し、設定をもう一度試してみましょう。また、最新のファームウェアにアップデートすることも解決策の一つです。
まとめ
オムロンNAシリーズのタッチパネルでオブジェクトボタンを使ってページを切り替える方法は、設定を適切に行えば非常に簡単です。プロパティ設定から「画面切替」を選び、ボタンに設定するだけで、操作性を大きく向上させることができます。正しく設定することで、現場での作業がより効率的になるでしょう。
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