XP-Pen Artist 12セカンドが「No Signal」になる原因と対処法|液タブ画面が映らないときのチェックリスト

周辺機器

液晶ペンタブレット「XP-Pen Artist 12セカンド」を使っていたら、突然画面が映らなくなり「No Signal」と表示される…そんなトラブルに直面した方もいるでしょう。今回は、こうした症状の原因と考えられるポイント、そして具体的な対処方法について、実例を交えてわかりやすく解説します。

「No Signal」になる主な原因とは?

XP-Pen Artistシリーズの液晶タブレットで「No Signal」と表示される場合、いくつかの典型的な原因が考えられます。まずはその概要を知っておくことで、効率的に原因を特定することができます。

一般的な要因には以下のようなものがあります。

  • HDMIケーブルの接触不良や断線
  • PC側のグラフィック出力設定が誤っている
  • XP-Pen本体やドライバの不具合
  • 電力供給の不安定さ(特にUSB経由の場合)

接続環境をもう一度確認する

まず確認したいのは、液タブとパソコンの接続です。特にXP-Penの3in1ケーブルを使用している場合、HDMI・USB(映像・電源)・電源アダプターのそれぞれの接続を確認してください。

・HDMIがしっかり挿さっているか?
わずかなズレでも「No Signal」表示になります。別のHDMIポートやケーブルでの接続も試してみてください。

・USBポートの電力供給が安定しているか?
USBの給電能力が足りないと、タブレット側で動作が途中で切れることがあります。可能であればセルフパワーのUSBハブを利用するのも効果的です。

OSやグラフィックの設定を見直す

接続に問題がなかった場合、パソコン側のディスプレイ出力設定が影響している可能性もあります。以下の設定をチェックしてみてください。

Windowsの場合:
[設定] → [システム] → [ディスプレイ] → [複数のディスプレイ] にArtist 12が表示されているか確認し、必要に応じて「検出」をクリックしてみましょう。

Macの場合:
[システム設定] → [ディスプレイ] → 接続されたディスプレイが認識されているかどうかを確認しましょう。

XP-Penドライバの再インストール・更新

XP-Pen製品は、ドライバの相性やアップデート状況によって動作が不安定になることもあります。ドライバを一度アンインストールして、公式サイトから最新バージョンをインストールし直すことで解決する場合があります。

また、タブレットが板タブとして反応するが画面が出ないというケースは、ドライバが部分的に認識している状態です。再インストールが有効です。

考えられるハードウェア的な問題

上記の方法でも改善しない場合、次のような物理的なトラブルが考えられます。

・3in1ケーブル自体が断線している
見た目では分からなくても、内部で配線が切れていることがあります。予備のケーブルに交換して確認するのが確実です。

・液タブのHDMIポートの損傷
頻繁な抜き差しや落下によって端子が傷んでいる可能性もあります。物理的な破損がないか確認し、異常があればサポートに相談を。

XP-Penのサポートへ連絡するタイミング

上記の対処をすべて行っても症状が改善しない場合は、XP-Penのカスタマーサポートに連絡するのが最善です。購入から1年以内であれば保証期間内として修理・交換対応の可能性もあります。

症状の再現状況や、どんな操作をしたかを詳しく伝えることでスムーズな対応が期待できます。

まとめ:液タブが「No Signal」になったときのチェックポイント

XP-Pen Artist 12セカンドが「No Signal」と表示される場合、以下の順で確認・対処していくのが効果的です。

  • ケーブルや端子の接続を再確認
  • USB給電の安定性チェック
  • パソコン側のディスプレイ設定を見直す
  • ドライバの再インストール
  • ハードウェア的な故障の可能性を考える

丁寧に1つずつ確認すれば、多くのケースで復旧が可能です。それでも解決しない場合は、保証期間内であれば迷わずXP-Pen公式サポートへ相談しましょう。

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