SSD交換後にBIOSに入れない原因と対処法|MSI Z690 TOMAHAWK使用時のトラブル対応ガイド

周辺機器

自作PCやパーツ交換に慣れている方でも、SSD交換後にBIOSに入れなくなるというトラブルは意外と起こりやすいものです。特にハイスペック構成で複数のSSDやグラボを使用している場合、原因の特定に時間がかかることも。本記事では、MSI Z690 TOMAHAWK WIFI DDR4を使った環境で、SSD交換後にBIOSに入れなくなったケースを例に、考えられる原因とその解決法を詳しく解説します。

電源は入るがBIOSが表示されない場合の基本チェック

まず、電源が入りファンが回転している状態でロゴが表示されない場合、POST(Power-On Self Test)で何らかの問題が発生している可能性があります。

以下のポイントを確認してみましょう。

  • モニターがグラフィックボードに正しく接続されているか(HDMI/DisplayPort)
  • 別の映像出力ポート(例:マザボの内蔵出力)に接続してみる
  • モニターが入力信号を正しく認識しているか

グラボ使用時にBIOSが表示されない場合の対処法

MSI Z690シリーズはグラボが優先される仕様になっています。そのため、グラフィックボードの相性やPCIe設定の影響でBIOS画面が映らないことがあります。

対処法:

  • グラボを一度取り外し、マザーボードの内蔵GPU(CPUのiGPU)からHDMIまたはDisplayPortで接続
  • BIOSに入り、PCIe設定を”Auto”や”Gen4固定”から別の世代に変更して保存
  • 再度グラボを装着して表示されるか確認

SSDの相性や初期化状況による影響

今回の構成では、WD SN770(旧SSD)とWD SN850X(新SSD)が使用されています。どちらもM.2スロットに装着されているとのことですが、M.2 SSDには優先スロット(特にブート優先のスロット)が存在します。

以下の点に注意してください。

  • OSの入っていないSSDをメインスロットに挿すと、POSTが止まるケースあり
  • 初期化されていないSSDがブート順の1位にあるとフリーズする場合がある

対処法:一度、旧SSD(SN770)だけを装着して起動し、BIOSにアクセス可能か確認してください。その後、SN850Xを装着し直します。

CMOSクリアでリセットしてみる

CMOSクリアを行うことで、BIOS設定がリセットされ、正常に起動できる可能性があります。

手順:

  • PCの電源を完全に落とし、コンセントを抜く
  • マザーボード上のCMOSクリアジャンパを短絡、またはボタン電池を数分外す
  • 再度電源を入れ、BIOSに入れるか確認

それでも改善しない場合のチェック項目

上記で改善しない場合は、以下も確認してみましょう。

  • メモリの接触不良:一度抜き差ししてみる
  • 電源ケーブル類の再確認:特にATX 24pinやCPU補助電源
  • グラボの別スロットへの差し替え、または別グラボでの動作確認

まとめ|SSD交換後のBIOS表示トラブルは複合的に対処

SSDを交換しただけのつもりでも、実際には複数の要素が影響してBIOSに入れなくなることがあります。今回のように、構成の複雑さ(複数SSD・ハイエンドGPU)が絡むと、映像出力設定や起動順位が原因で表示されなくなることも多々あります。

一つひとつの要素を順に確認し、まずは映像出力とストレージ構成からの見直しをしてみてください。それでも解決しない場合は、メーカーサポートや専門ショップでの診断も検討しましょう。

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