京セラ TaSKalfa2510i+(複合機)のFAX受信紙を、特定のカセットから出力する設定方法についてご説明します。複合機には、複数の用紙カセットが搭載されており、FAXの受信時にどのカセットから紙を取り出すかを指定することができます。この機能を活用すれば、作業の効率化を図ることができます。
1. カセット設定の確認方法
まずは、カセットの設定が正しく行われているか確認しましょう。京セラ TaSKalfa2510i+は通常、3段のカセットが装備されています。これらのカセットには、それぞれ異なるサイズや種類の用紙をセットすることができます。
カセットの設定を確認するには、プリンターの設定メニューにアクセスし、「用紙設定」または「カセット設定」を選択します。ここで、各カセットにセットされている用紙の種類やサイズが表示されます。
2. FAX受信紙の出力カセット設定
FAXを受信した際に、どのカセットから用紙を出力するかを指定するには、プリンターの管理画面から設定を変更します。管理者権限を持っている場合、以下の手順で設定できます。
1. メインメニューから「設定」または「管理者設定」を選択します。
2. 次に、「FAX設定」もしくは「FAX受信設定」を選択します。
3. その中から「受信用紙のカセット選択」を見つけて選択します。
4. 出力カセットとして希望するカセット(例:カセット1、カセット2、カセット3)を選択します。
3. 受信したFAXを指定カセットに出力する
設定が完了したら、これ以降に受信するFAXは指定したカセットから用紙が出力されるようになります。この設定を変更することで、複数のFAX用紙を管理する際にも、指定したカセットから紙を取り出せるようになります。
たとえば、別のカセットに異なるサイズの用紙をセットしている場合、必要に応じてFAX受信用の紙を自動で切り替えながら使用できます。
4. もし設定がうまくいかない場合
万が一、設定が反映されていない場合は、複合機を再起動してみてください。また、設定が保存されていない場合や、カセットの用紙が正しく認識されていない場合もあるため、その場合はカセットに用紙が正しくセットされているか再確認してください。
さらに、もし操作に自信がない場合や詳細なサポートが必要な場合は、京セラのサポートセンターに問い合わせることも検討してください。
5. まとめ
京セラ TaSKalfa2510i+でFAX受信紙を指定したカセットから出力するためには、管理者設定から「受信用紙のカセット選択」を行うだけで簡単に設定できます。これにより、業務の効率化を図り、FAX受信時に適切なカセットから紙を出力することが可能になります。
設定がうまくいかない場合は、再起動やカセットの確認、またはサポートセンターへの問い合わせをお勧めします。
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