Discordで画面共有を行う際、音声が共有されないことがある問題に直面している方も多いです。特に、ゲームやDAWソフトウェア(例えば、Cubase)を使用している場合、この問題は非常に一般的です。ここでは、Discordの画面共有で音声を正常に共有できる方法を解説します。
1. Discordの設定を確認する
まず、Discordの音声設定を確認しましょう。音声設定が正しくないと、音声が共有されないことがあります。設定方法は以下の通りです。
1. Discordを開き、左下の「ユーザー設定」をクリックします。
2. 「音声・映像」を選択し、「音声設定」を確認します。
3. 「入力デバイス」を自分のマイクや音声機器に設定し、「出力デバイス」をスピーカーやヘッドホンに設定します。
4. 「アプリケーション設定」の「ハードウェアアクセラレーション」を有効にしてみると、音声の問題が改善されることもあります。
2. アプリケーションキャプチャと画面キャプチャの違い
音声が共有されない場合、どのキャプチャを使用しているかが関係していることがあります。Discordでの画面共有には、「アプリケーションキャプチャ」と「画面キャプチャ」の2つの方法があります。特に、音声を一緒に共有したい場合、「アプリケーションキャプチャ」を使用する方が良いです。
「アプリケーションキャプチャ」を使用すると、指定したアプリケーションの画面と音声を同時にキャプチャできます。これに対して、「画面キャプチャ」では、ディスプレイ全体をキャプチャするため、音声が取りこぼされることがあります。
3. 外部音声機器(UR22-C)の設定
質問者が使用している音声機器は「Steinberg UR22-C」ですが、これが原因で音声が共有できない場合があります。外部音声機器を使用している場合、音声の入力設定を確認し、正しく設定されているか確認する必要があります。
1. UR22-CをPCに接続した後、Discordの音声設定で「入力デバイス」を「Steinberg UR22-C」に設定します。
2. また、UR22-CがPCに正しく認識されていない場合、最新のドライバーをインストールすることをおすすめします。
4. Discordの音声設定を確認
Discordの「音声設定」メニュー内で「アプリケーションの音声を共有」を有効にすることが、音声を正常に共有するための重要な設定です。この設定が無効になっていると、ゲーム音や音楽ソフトの音声は共有されません。
「アプリケーション音声の共有」が有効になっているか確認し、必要に応じて設定を変更してみましょう。
5. ゲーム/アプリケーションのオーディオ設定
特定のアプリケーション(例:VAROLANTやCubase)で音声が共有されない場合、ゲームやソフトウェア内で音声出力の設定を確認することが重要です。例えば、Cubaseでは音声の出力設定が「UR22-C」に設定されているかを確認し、ゲームやソフトウェアの音が正しく出力されるようにします。
また、ゲームやソフトウェアの音声設定で、「ステレオミックス」や「アナログ出力」を選択することで、Discordに音声を送信できる場合もあります。
まとめ
Discordでの画面共有における音声の問題は、設定や機器に関する問題であることが多いです。まずはDiscord内の音声設定を確認し、アプリケーションキャプチャを使用することで音声が共有されやすくなります。また、外部音声機器を使用している場合は、その設定も見直してみてください。問題が解決しない場合、最新のドライバーのインストールやソフトウェアの設定を再確認することで、正常に音声を共有できるようになります。
これらの対策を試して、Discordでの音声共有がスムーズに行えるようになることを願っています。
コメント