iPhoneを液晶モデルから有機EL(OLED)モデルへ変更したとき、「画面がなんだか黄色っぽい…?」と違和感を覚える人は少なくありません。特にトゥルートーンやNight Shiftをオフにしてもなお、その色味が気になる場合、「これって仕様?それとも不具合?」と混乱してしまうことも。この記事では、OLEDとLCDの違いや黄色く見える理由、設定でできる対処法についてわかりやすく解説します。
iPhoneに採用されているディスプレイ:OLEDとLCDの違い
まずは画面の構造から整理しましょう。iPhoneには主に2種類のディスプレイ技術が使われています。
- LCD(液晶)ディスプレイ:iPhone SEや古いiPhoneシリーズで採用。背景に常時バックライトを使うため、色味はやや白っぽく、全体的に明るい印象。
- OLED(有機EL)ディスプレイ:iPhone X以降のProシリーズなどで採用。ピクセルごとに発光するため、黒がくっきりと表示され、コントラスト比が高いのが特徴。
OLEDは色表現が鮮やかで高性能ですが、ホワイトバランスがLCDより暖色寄りに見えるという点があります。
なぜOLEDディスプレイは黄色く見えるのか?
OLEDモデルのiPhoneが黄色く見える理由にはいくつかの要因があります。
- True Toneの影響:環境光に合わせて色温度を調整する機能。オフにしても一部残る調整がある可能性あり。
- Night Shiftの設定:画面を暖色系にする機能。オフにしているつもりでもスケジュール設定が残っている場合も。
- OLEDパネルの個体差:有機ELの特性上、機種や個体によって発色に差があることがあります。
また、フィルムや画面保護ガラスの影響も見落とせないポイントです。ブルーライトカット機能がないとしても、フィルムの素材によって色味が微妙に変化することがあります。
「黄色っぽさ」を軽減するために試せる設定
OLED特有の色味が気になる場合は、以下のような設定を見直すことで改善する可能性があります。
- 設定 > 画面表示と明るさ > True Tone をオフ
- 設定 > 画面表示と明るさ > Night Shift を完全にオフ
スケジュールも「なし」に変更するのを忘れずに。 - 設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ > カラーフィルタを有効にしてカスタマイズ
特にカラーフィルタは、自分好みの色温度に調整できるため、液晶ディスプレイに近づけたい場合に有効です。
慣れの問題?他のユーザーの体験はどうか
同じような悩みを抱えるユーザーは意外と多く、SNSや掲示板でも「iPhoneの画面が黄ばんで見える」という声はよく見られます。
中には、「最初は違和感があったけど、数日で慣れた」「LCDに戻ると青白く感じるようになった」という声もあり、色味の感じ方は時間とともに変わってくる場合も多いです。
目の負担軽減という意味では暖色系の方が実は自然という見方もあり、夜間に使うには向いているという評価もあります。
表示媒体として「正しい」のはどちら?LCD vs OLED
技術的な観点では、OLEDもLCDも「正しい表示媒体」です。ただし表示の特性が異なるため、「正確な色再現性」を重視するならキャリブレーションがしやすいLCDが好まれることもあります。
一方で、動画視聴や写真表示の鮮やかさを重視するならOLEDに軍配が上がります。Appleも最新モデルにOLEDを採用しており、今後の主流となるのは間違いないでしょう。
まとめ:黄色く見えるのは“仕様”に近いが調整で軽減可能
有機EL(OLED)iPhoneの画面が黄色く見えるのは、多くのユーザーが感じている現象であり、仕様と個体差の両方によるものです。
True ToneやNight Shiftの設定、アクセシビリティのカラーフィルタを見直すことで、色味はある程度調整可能です。
「どうしても慣れない」と感じた場合でも、表示の違いを理解して向き合えば、きっと少しずつ受け入れられるはず。あなたにとって最も快適な表示を見つけてみてください。
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