Wordで文書を作成しているとき、変更履歴が赤文字で表示されない場合や、訂正した内容に赤い線が出ない場合があります。この記事では、その原因と解決方法について解説します。
変更履歴が赤文字で表示されない原因
変更履歴が赤文字で表示されない理由は、いくつか考えられます。まず、ワードの設定が正しくない場合があります。また、文書の修正が「変更履歴」として認識されていない場合もあります。さらに、他の設定やワードのバージョンの違いも関係することがあります。
まずは、以下の設定を確認してください。
変更履歴の設定を確認する
1. ワードを開き、メニューの「レビュー」タブをクリックします。
2. 「変更履歴」のオプションが表示されるので、「変更履歴の設定」を選択します。
3. 「マークアップのオプション」を確認し、「挿入されたテキスト」を「赤文字」に設定します。
これで、変更履歴が正しく表示されるはずです。設定が間違っていた場合、ここを修正して再度確認してみましょう。
訂正した内容に赤文字線が出ない場合の対応
訂正した内容に赤い線が表示されない場合も、設定の問題が影響している可能性があります。以下の手順で確認してください。
1. 変更履歴が有効になっているか、再度確認します。
2. 「レビュー」タブの「変更履歴」メニューをクリックし、「オプション」を選択します。
3. 「変更履歴の詳細設定」から、「訂正の表示形式」を「下線」を選択します。
これで、訂正した内容に赤い線が表示されるはずです。もし表示されない場合は、他の設定やソフトウェアの不具合を疑ってみましょう。
Wordのバージョンの違いを確認する
Wordのバージョンによっては、設定の項目やインターフェースが異なる場合があります。特に古いバージョンを使用している場合、変更履歴の動作に問題があることも考えられます。最新版のWordにアップデートすることを検討してみてください。
また、Office 365やMicrosoft 365を利用している場合、オンラインでの動作も関係する場合があるので、インターネット接続やアカウントの確認も行ってみましょう。
まとめ
変更履歴が赤文字で表示されない場合、設定やバージョンの問題が考えられます。まずは「変更履歴の設定」を確認し、赤文字で表示されるように設定を調整しましょう。また、訂正した内容に赤い線が表示されない場合も、「訂正の表示形式」を見直してみてください。設定を調整することで、変更履歴が正しく表示されるようになります。
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