最近、パソコンでYouTubeを視聴中に動画がカクついたり、メモリ不足の警告が表示されたり、画面が固まるといった問題に直面している方へ。この記事では、パソコンのスペックは高いのに何故これらの問題が発生するのか、その原因と解決方法について詳しく解説します。
問題の症状と現状確認
質問者様のPCは、グラボにRTX4070Ti、メモリ64GB、CPUにIntel Core i7-12700Fと非常に高性能なものです。それにもかかわらず、動画のカクつきやアプリケーションの遅延が発生しているというのは少し不思議です。
タスクマネージャーで確認したところ、CPU使用率やメモリの使用量は低く、これらのリソースに問題がないことがわかります。しかし、動画がカクつく、メモリ不足の警告が出るなどの症状が続いているため、別の原因が考えられます。
Chromeの設定やキャッシュが原因かも?
まず考えられるのは、Google Chromeの設定やキャッシュの問題です。Chromeは特に動画再生中にリソースを大量に消費することがあり、キャッシュや拡張機能が原因でパフォーマンスが低下することがあります。
解決策として、まずはChromeのキャッシュをクリアしてみましょう。ブラウザの設定メニューから「履歴」を選び、「閲覧履歴データを削除」オプションを選択してキャッシュとクッキーを削除します。また、不要な拡張機能が影響を与えている可能性もあるため、拡張機能を無効にして確認してみてください。
デュアルディスプレイとグラフィック設定
次に考慮すべき点は、デュアルディスプレイ設定とグラフィックの設定です。複数のディスプレイを使用している場合、画面間のウィンドウ移動で画面が固まることがあります。これには、GPUの設定やディスプレイ設定の最適化が必要な場合があります。
また、グラフィックドライバの更新も重要です。最新のドライバを使用していない場合、特に高解像度での表示や動画再生時に不具合が発生することがあります。RTX4070Tiのドライバを最新のものに更新し、再度確認してみましょう。
インターネット接続の確認
YouTubeの動画カクつきには、インターネット接続の速度も影響します。質問者様のインターネット接続は150Mbpsと問題なさそうですが、無線接続や他のデバイスが帯域を占有している場合、動画再生に支障をきたすことがあります。
有線接続でも、LANケーブルやルーターの問題、または帯域制限が影響している場合があるため、これらの機器を再確認することをおすすめします。
PCのシステムの再確認と最適化
最後に、PC自体のシステムの最適化を試みるのも良い方法です。Windowsの設定で、PCのパフォーマンスを最大限に引き出すために、電源設定を「高パフォーマンス」に変更してみてください。
さらに、Windowsのアップデートが適切に行われているか、ウイルススキャンが最新であるかなどもチェックし、システムが最適化されていることを確認しましょう。
まとめ
動画のカクつきや画面が固まる原因は、Google Chromeのキャッシュや拡張機能、グラフィック設定やインターネット接続の問題が考えられます。これらの要因を一つ一つ確認し、最適化を行うことで改善できる可能性が高いです。また、PCのシステム設定も見直して、パフォーマンスを向上させましょう。
コメント