CANON EF 50mm 1:1.8 Ⅱのオートフォーカス不具合のチェックポイントと解決法

デジタル一眼レフ

CANONの「EF 50mm 1:1.8 Ⅱ」は、手軽に使える人気の単焦点レンズですが、オートフォーカス(AF)の不具合が発生することがあります。この問題に直面した際、何を確認すべきかを解説します。もしオートフォーカスが効かない場合、いくつかのポイントを確認することで解決できることが多いです。

オートフォーカスの基本的な動作

EF 50mm 1:1.8 Ⅱはオートフォーカス機能を持っていますが、その動作にはいくつかの条件があります。オートフォーカスが効かない場合、まずはカメラの設定とレンズの切り替えスイッチが正しくセットされているかを確認しましょう。

レンズ側にあるAF/MF切り替えスイッチが「AF」に設定されていること、カメラがAFモードになっていることを確認してください。これで、オートフォーカスが動作するはずです。

AF/MFスイッチの確認

レンズに備わっているAF/MF切り替えスイッチは、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを切り替える重要な役割を果たします。もしこのスイッチが「MF」に設定されていると、オートフォーカスは機能しません。

また、スイッチが「AF」にセットされていても、カメラ側の設定でAFモードが無効になっている可能性もありますので、カメラのAF設定もチェックしておきましょう。

フォーカスリングの動作とレンズの設計

EF 50mm 1:1.8 Ⅱは、オートフォーカス機能を備えていますが、そのフォーカスリングが物理的に動くことはありません。つまり、このレンズのオートフォーカスは、カメラがレンズ内のモーターを使ってピントを合わせる構造です。

このため、AFモードにしても、フォーカスリングが回転しないのは正常な動作です。手動でピントを合わせるためには、MF(マニュアルフォーカス)モードに切り替える必要があります。

オートフォーカスが効かない場合の原因

オートフォーカスが効かない原因として、レンズの内部モーターの故障や、カメラ側の設定ミス、またはカメラとレンズの接続不良が考えられます。もし、他のレンズではオートフォーカスが問題なく動作するのであれば、EF 50mm 1:1.8 Ⅱのレンズ自体に問題がある可能性があります。

レンズに付着した汚れやほこりが、オートフォーカス機構に影響を与えることもありますので、レンズの清掃も試みてください。

解決法と確認項目

オートフォーカスが効かない場合に試すべき解決策は以下の通りです。

  • レンズのAF/MFスイッチが「AF」に設定されていることを確認。
  • カメラのAF設定が有効になっているか確認。
  • レンズとカメラの接続部分を清掃し、接触不良を防ぐ。
  • 他のレンズを試し、カメラのAF機能が正常か確認。
  • レンズをカメラから取り外し、再度取り付けてみる。

これらの方法を試してもオートフォーカスが動作しない場合、レンズの修理を検討する必要があります。

まとめ

CANON EF 50mm 1:1.8 Ⅱのオートフォーカス不具合は、主に設定ミスや物理的な接続不良が原因で発生することが多いです。正しい設定を確認し、レンズやカメラの清掃を行うことで問題が解決することがあります。それでも解決しない場合は、レンズ自体の故障を疑い、修理を検討する必要があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました