パナソニック充電器BQ-CC83の「つぎ足し充電」とメモリー効果、リフレッシュ機能について

電池

パナソニックの充電器BQ-CC83には「つぎ足し充電対応」と記載されていますが、ニッケル水素電池においてメモリー効果の発生を心配している方も多いでしょう。また、リフレッシュ充電機能が搭載されていないか気になる方もいるかもしれません。この記事では、「つぎ足し充電」とメモリー効果の関係、そしてBQ-CC83のリフレッシュ充電機能について解説します。

「つぎ足し充電」とは?

「つぎ足し充電」とは、電池の残量が少なくなったときに、完全に使い切る前に少し充電することを指します。これにより、電池の使用可能時間を延ばし、効率よく使い続けることができます。パナソニックのBQ-CC83充電器はこの「つぎ足し充電」に対応しており、ニッケル水素電池を充電する際にも問題なく利用できる設計になっています。

一般的に、ニッケル水素電池は完全に使い切らずに充電することができるため、つぎ足し充電を行ってもメモリー効果の影響は少ないとされています。

メモリー効果とは?

メモリー効果とは、ニッケル水素電池やニカド電池に見られる現象で、充電する際に前回の使用量と同じ量だけ充電を繰り返すことで、電池がその分の容量しか利用できなくなってしまう現象です。

メモリー効果は、完全に使い切らないままで頻繁に充電を繰り返すことにより発生しますが、現在のニッケル水素電池ではその影響は軽減されており、「つぎ足し充電」でも問題なく使えることが多いです。

パナソニックBQ-CC83のリフレッシュ充電機能

パナソニックのBQ-CC83充電器には、リフレッシュ充電機能が搭載されていません。この充電器は、つぎ足し充電に対応していますが、リフレッシュ充電のような深放電を利用した機能は省かれています。

リフレッシュ充電機能は、通常、充電池の容量を完全に放電し、再度充電することでメモリー効果を解消する役割があります。しかし、BQ-CC83の場合、この機能は搭載されていないため、メモリー効果を意識して頻繁にリフレッシュ充電を行いたい方には、別の充電器が適している可能性があります。

ニッケル水素電池の管理方法

ニッケル水素電池を長持ちさせるためには、完全に使い切る前に充電を行うのがベストです。「つぎ足し充電」によってメモリー効果を防ぐことができるため、日常的には少し充電が減った段階で充電を行うことが推奨されます。

また、長期間使わない場合でも、定期的に充電を行うことで、電池の寿命を延ばすことができます。充電池は過放電や長期間放置することによる劣化が進みやすいため、使用しない期間が長くなる場合は、月に一度でも充電を行うよう心がけましょう。

まとめ

パナソニックのBQ-CC83充電器は「つぎ足し充電」に対応しており、ニッケル水素電池におけるメモリー効果の影響を最小限に抑えることができます。リフレッシュ充電機能は搭載されていませんが、日常的に少しずつ充電を行うことで、メモリー効果の発生を防げます。

充電器を選ぶ際は、リフレッシュ充電が必要かどうかを考慮し、使用目的に合った充電器を選ぶことが重要です。BQ-CC83は、普段使いに最適な充電器ですが、リフレッシュ充電機能が必要な場合は、他の充電器を検討するのが良いでしょう。

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