SM7DBマイクとScarlett 2i2で声が拾えない問題の解決方法

周辺機器

SM7DBマイクとScarlett 2i2オーディオインターフェイスを使用している際に、声がマイクに録音されないという問題が発生することがあります。この問題の原因は様々ですが、いくつかの基本的な確認ポイントと設定方法を理解することで解決できる場合があります。この記事では、声が録音されない原因とその対策について解説します。

1. SM7DBとScarlett 2i2の接続確認

まず、SM7DBマイクとScarlett 2i2オーディオインターフェイスの接続を確認しましょう。SM7DBはダイナミックマイクであるため、ファンタム電源(48V)は必要ないことを理解しておくことが重要です。ファンタム電源は通常、コンデンサーマイクに使用されるため、SM7DBには不要です。

ファンタム電源がオンになっていると、音が正常に録音されないことがありますので、まずはScarlett 2i2のファンタム電源スイッチをオフにして、再度録音を試みてください。

2. 入力ゲインとボリュームの調整

次に、Scarlett 2i2の入力ゲインを確認しましょう。SM7DBは感度が低いため、ゲインを高めに設定する必要があります。入力ゲインノブを時計回りに回して、音量を調整してください。

また、パソコンの録音設定でボリュームが十分に上がっていることを確認してください。音量が低すぎると、音が録音されないことがあります。

3. オーディオインターフェイスのドライバ確認

オーディオインターフェイスが正しく動作しない場合、ドライバの問題が考えられます。Scarlett 2i2のドライバが最新であることを確認してください。古いドライバが原因でマイクの音が録音されないことがあります。

最新のドライバをインストールすることで、問題が解決する場合があります。ドライバのアップデートは、Focusriteの公式ウェブサイトから行えます。

4. ソフトウェアの設定を確認

録音ソフトウェアの設定も確認しましょう。例えば、AudacityやDAW(デジタルオーディオワークステーション)の録音設定で、SM7DBが正しい入力ソースとして選択されているか確認してください。

また、録音する際にミュートボタンがオフになっているか、適切なチャンネルが選択されているかも確認してください。

まとめ

SM7DBマイクとScarlett 2i2オーディオインターフェイスの接続で声が録音されない問題は、主にファンタム電源がオンになっていること、ゲイン設定が低すぎること、ドライバやソフトウェアの設定に問題がある場合に発生します。これらのポイントをチェックし、必要な調整を行うことで、問題を解決できるはずです。

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