SONY α7IIでMFレンズ使用時のピント拡大をキャンセルする方法

デジタル一眼レフ

SONY α7II(ILCE-7M2K)のカメラを使用している際、AFレンズをMF(マニュアルフォーカス)で使うと自動的にピント拡大がかかってしまい、視界が分かりにくくなることがあります。このピント拡大をキャンセルする方法があるのか、また、拡大倍率を変更する方法について解説します。

ピント拡大とは?

ピント拡大は、マニュアルフォーカス(MF)でピント合わせを行う際に、対象物を拡大して表示する機能です。これにより、より精密にピントを合わせることができ、特に微細な調整が必要な撮影シーンで役立ちます。しかし、α7IIでAFレンズをMFで使用しているときに、ピント拡大が自動的に行われることがあります。

そのため、ピント拡大によって被写体の位置が分かりにくくなり、撮影が困難になることがあります。このピント拡大の挙動を制御する方法を知っておくと、より快適に撮影を行うことができます。

ピント拡大をキャンセルする方法

SONY α7IIでピント拡大をキャンセルするには、カメラの設定を変更する必要があります。ピント拡大の自動動作を停止させる方法は、以下の通りです。

  • カメラのメニューにアクセスします。
  • 「カスタム設定」または「カスタムボタン設定」セクションに移動します。
  • 「MF Assist」設定を「OFF」に変更します。
  • これにより、AFレンズをMFに切り替えても、ピント拡大が自動的にかからなくなります。

これで、MFモードにしても自動的にピント拡大が行われなくなります。これを活用することで、ピント合わせがしやすくなり、視界の乱れも少なくなります。

ピント拡大倍率を変更する方法

もしピント拡大を完全にキャンセルすることなく、倍率を調整したい場合は、ピント拡大の倍率を変更する設定を行うことができます。これにより、拡大される範囲を調整し、必要な部分だけを拡大して見ることができます。

設定手順は以下の通りです。

  • カメラのメニューを開き、「カスタム設定」や「MF Assist」の設定を選択します。
  • 「拡大倍率」または「拡大範囲」の項目で、倍率を低く設定します。
  • これにより、ピント拡大時の倍率を調整することができ、過度に拡大されることを防ぎます。

この方法を使えば、被写体を確認しやすく、精度高くピント合わせを行うことが可能です。

MF専用レンズ使用時のピント拡大について

MF専用レンズを使用している場合、ピント拡大は最初から行われない設定になっています。これにより、AFレンズをMFで使用する際にピント拡大の自動動作を気にすることなく、スムーズに撮影を行うことができます。

そのため、MF専用レンズを使用すると、ピント拡大をキャンセルする必要がない場合も多いです。逆にAFレンズをMFモードにして使用する際にピント拡大を管理する設定を行うことが重要です。

まとめ

SONY α7IIでのピント拡大は、AFレンズをMFで使用した際に自動的にかかることがありますが、「MF Assist」設定をオフにすることで、ピント拡大をキャンセルすることができます。また、ピント拡大の倍率を変更することで、拡大範囲を調整することも可能です。これらの設定を活用することで、より快適にピント合わせができ、撮影の精度を向上させることができます。

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