EOS R6 Mark IIでEF 200-400mm f4L IS USM エクステンダー1.4を使う利点と懸念点

デジタル一眼レフ

EOS R6 Mark IIにEF 200-400mm f4L IS USM エクステンダー1.4を取り付けて動物園や野鳥、スポーツ撮影に使うことについて、利点と懸念点を解説します。特にAF速度、AF精度、画質に関するポイントを詳しく見ていきます。

EF 200-400mm f4L IS USM エクステンダー1.4の特徴と利点

EF 200-400mm f4L IS USM エクステンダー1.4は、ズームレンジが広く、野生動物やスポーツの撮影に非常に便利です。特に蛍石を搭載しており、色収差が抑えられ、高品質な画質が期待できます。エクステンダー1.4倍を内蔵しているため、さらに焦点距離を延ばすことができ、手軽に長焦点距離を確保できます。

動物園や野鳥撮影では、長焦点距離を持つこのレンズが非常に役立ちます。ズーム機能を活かすことで、被写体に近づけずともクリアでシャープな画像が撮れる点が魅力的です。

EF 200-400mm f4L IS USM + エクステンダー1.4のAF速度と精度

EF 200-400mm f4L IS USMは、高速AFと高精度な追尾能力を持っていますが、エクステンダー1.4倍を取り付けると、AF速度に若干の影響が出ることがあります。特に動きの速い被写体を撮影する場合、AFの追従能力が少し遅れることがあるかもしれません。

とはいえ、EOS R6 Mark IIの優れたAFシステム(デュアルピクセルCMOS AF II)を活かすことで、動物撮影やスポーツ撮影でも十分な精度で焦点を合わせることができます。特に顔認識や動物の追尾AF機能を活用することで、よりスムーズな撮影が可能です。

EF 200-400mm f4L IS USMとRFレンズの比較

EF 200-400mm f4L IS USMとRF 100-500mmの比較では、焦点距離とF値に違いがあります。EFレンズは1.4倍エクステンダーを使って焦点距離を延長できるため、RF 100-500mmよりもフレキシブルです。しかし、RFレンズの方がF値が明るく、低照度でもより明るい撮影が可能となります。

F値にこだわりがない場合、EF 200-400mmとエクステンダー1.4の組み合わせは非常に有利です。明るいF4でシャープな画像を確保しつつ、ズーム機能を活用できます。

RF 200-800mmとEF 200-400mmの選択肢

RF 200-800mmはその圧倒的な焦点距離と内蔵エクステンダーを持つため、非常に優れた選択肢ですが、F値がF8という点で暗く、特に低照度での撮影や背景をぼかす際に不利になります。

EF 200-400mm f4L IS USMとエクステンダー1.4を使うことで、F値がF5.6となり、より明るい環境での撮影が可能です。また、エクステンダーを取り外すことで、焦点距離を200-400mmで活用することもできます。

画質の違いと利便性

EF 200-400mm f4L IS USMエクステンダー1.4を使用すると、RFレンズに比べてわずかに画質に影響が出る可能性があります。特にエクステンダーを使用することで、解像度やシャープネスに軽微な低下が見られることがあります。

しかし、蛍石を使用しているため色収差や歪みは非常に少なく、野鳥や動物園の撮影では十分に高い画質を実現できます。特に、エクステンダーを外すことでよりクリアな画質が得られるので、使い分けが可能です。

まとめ

EOS R6 Mark IIにEF 200-400mm f4L IS USMエクステンダー1.4を使用することで、動物園や野鳥、スポーツ撮影において非常に便利な焦点距離を得ることができます。AF速度や精度に関しては、エクステンダーを使用すると若干遅れることがありますが、EOS R6 Mark IIのAFシステムが優れているため、十分な精度で焦点を合わせることができます。

画質については、EFレンズとエクステンダーの組み合わせでも非常に良好で、特に色収差や歪みが少なく、野生動物の撮影に最適です。RFレンズと比較してF値の明るさは劣るものの、F4でのシャープな画質を活かすことができ、幅広いシーンで活躍します。

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