スマホのバッテリーが膨らんできてしまうと、操作ができなくなったり、最悪の場合爆発する危険もあります。特に10年以上前の機種など、バッテリーの劣化が進んでいる場合には注意が必要です。この記事では、スマホのデータ退避方法と処分方法について解説します。
スマホのバッテリー膨張時のデータ退避方法
バッテリーが膨らんできた場合、まずは冷静にデータの退避を行うことが大切です。外部にデータを保存できる環境が整っているなら、早急に重要なデータ(通話履歴、メール、SMSなど)を移行しましょう。USBケーブルを使ってデータを外部に退避させる方法が一般的です。
残念ながら、ブラウザのタブ情報や未確認のページデータは直接的に外部へ退避することが難しい場合があります。しかし、ブラウザのデータ(ブックマークや履歴)は、ブラウザの同期機能を利用することで他のデバイスに移行できます。もし同期機能がオンになっていなかった場合、タブを確認して消去する方法しかないかもしれません。
スマホの処分方法
スマホ本体を処分する際は、単に捨てるのではなく、正しい方法で処分することが重要です。バッテリーが膨張した状態での処分は危険なので、まずはバッテリーを適切に処理する必要があります。自治体の回収を利用する場合、自治体の指示に従ってバッテリーが膨張したデバイスを回収してもらうことが推奨されます。
SIMフリーの端末やキャリアの端末についても、各キャリアやショップでリサイクルプログラムが提供されていることがあります。これを利用すると、環境にも優しく処分できます。リサイクルに出す前に、個人情報やデータを完全に消去しておくことが必須です。
バッテリー膨張の予防方法
バッテリーの膨張を防ぐためには、定期的にバッテリーの状態をチェックすることが重要です。過充電を避ける、適切な温度で使用する、バッテリーが膨らんできた場合には早急に交換するなど、日常的に気を使うことで予防が可能です。また、古い端末の場合は、バッテリーの交換を検討することも予防策の一つです。
スマホが膨らんでしまう前に、バッテリー管理をしっかり行い、劣化を防ぐように心掛けましょう。
まとめ
スマホのバッテリーが膨らんできた場合、データ退避を早急に行い、処分する際は環境に優しく、適切な方法を選ぶことが大切です。また、予防策として定期的なバッテリーの管理を行い、長期間使えるスマホを維持するよう心がけましょう。もしわからない点があれば、専門のリサイクル業者やショップに相談することもおすすめです。
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