ワコムのペン型マウスや板タブレットは、文字や単語を書く練習に最適なツールです。しかし、購入を検討している中で、「絶対座標方式」と「相対座標方式」の違いや、相対座標方式に切り替える方法について悩む方も多いでしょう。この記事では、ワコムのCTL-672/K0-CやCTL-472/K1-Cなどのモデルで、相対座標方式に切り替える方法や、対応するソフトウェアについて解説します。
絶対座標方式とは?
まずは、絶対座標方式と相対座標方式の違いについて簡単に説明します。絶対座標方式は、タブレット上の特定の座標をマウスやペンの位置として扱います。つまり、タブレット上での位置がそのまま画面上の位置と一致するため、精度が高く、特にデザインやイラスト作成においては非常に役立ちます。
一方、相対座標方式は、タブレット上の移動を画面上での相対的な動きとして認識します。これにより、タブレットの大きさに関係なく、画面上で一定の動きを再現することができます。文字や単語を書く練習には、この方式が有効な場合もあります。
ワコムのソフトウェアで相対座標方式に切り替える方法
ワコムの公式ソフトウェアである「Wintab」や「ワコムタブレット設定ツール」を使用することで、相対座標方式に切り替えることができます。特に、筆圧やペンの動きに敏感な場合、座標設定を変更することでより快適に操作できることがあります。
具体的な手順は、以下の通りです。
- ワコムタブレット設定ツールを開きます。
- ペンの設定を選択します。
- 座標設定オプションで、「相対座標方式」に変更します。
- 設定を保存して、タブレットを再起動します。
相対座標方式でのメリットと注意点
相対座標方式に切り替えると、画面上での操作感覚が直感的に感じられる場合があります。特に、手書きで文字を書く際に、タブレットと画面の同期がスムーズになるため、快適に練習を続けられるでしょう。
ただし、絶対座標方式に比べて若干の精度の低下があることを理解しておく必要があります。練習用途での使用には問題ないものの、精密な作業を求める場合は、絶対座標方式を選ぶことをおすすめします。
まとめ
ワコムのCTL-672/K0-CやCTL-472/K1-Cなどのモデルは、文字や単語を書く練習には適したタブレットです。相対座標方式への変更は、ワコムの公式ソフトウェアを使用することで簡単に行えます。相対座標方式は、特に手書きや軽いブラウジング作業に適しており、直感的に操作できる点がメリットです。座標方式を切り替える際には、タブレット設定ツールを利用し、設定を変更することでスムーズに作業が行えるでしょう。
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