iPadでPDFに手書きで落書きしたりマークアップしたりする際、標準機能で編集や消去を自由に行いたいというニーズがある方も多いでしょう。特に、PDFを「ブック」アプリで開いた際、保存後に文字を消せないという問題があります。この記事では、iPad標準機能を使ってPDFに書き込み、編集や消去ができる方法を紹介します。
iPadの「ブック」アプリの限界と問題点
「ブック」アプリを使ってPDFを開き、手書きで書き込みをした際、上書き保存後に文字を消せないという問題が発生することがあります。これは、PDFに書き込むときに、手書きの内容が「画像」として処理され、後から編集できない状態になるためです。
「ブック」アプリは基本的にPDFに書き込むための簡易的なツールであり、他の専用アプリに比べて編集機能が限られていることが多いです。
iPad標準機能で書き込み後に消去できる方法
もし、iPadで書き込んだ内容を後から消去したい場合、標準機能を使って書き込みを「手書き」ではなく「テキストボックス」形式で入力することをお勧めします。これにより、後から文字を選択して消去することが可能になります。
手順は以下の通りです。
- PDFを「ブック」アプリで開き、右上の「編集」ボタンをタップ。
- 「テキストツール」を選び、必要な場所にテキストを入力。
- テキストを後から選択して編集したり削除したりできます。
この方法を使用すると、書き込んだ内容を後から変更したり削除したりでき、手書きよりも編集性が向上します。
他のiPad標準アプリでPDFを編集する方法
「マークアップ」機能を使うことで、PDFの書き込み後に修正や消去ができます。「マークアップ」はPDFを表示した際に、標準で利用できるツールです。
「マークアップ」機能を使って書き込み、消去を行う方法は次の通りです。
- PDFを開き、「マークアップ」ツールを選択。
- ペンツールや消しゴムツールを使用して、手書きの内容を追加・削除。
- 完了後、PDFを保存して変更内容を反映。
これにより、手書き内容や注釈を自由に追加・消去できるため、PDFを柔軟に編集できます。
外部アプリを使用する方法
iPadに新たなアプリをインストールできない場合でも、Webベースで利用できるPDF編集ツールを使用することが可能です。例えば、Google DriveやOneDriveのオンラインPDFエディタを利用することで、iPad標準機能では難しい編集作業を行うことができます。
これらのツールでは、PDFをアップロードしてからブラウザ上で直接編集・消去が可能です。
まとめ
iPadの「ブック」アプリでは、PDFに手書きで書き込んだ内容を後から編集や消去することは難しいですが、テキストツールや「マークアップ」機能を使うことで、柔軟に編集することが可能です。さらに、オンラインPDFエディタを利用することで、より詳細な編集ができます。これらの方法を試して、PDFの編集作業を効率よく行いましょう。
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