Canon EOS Kiss X2を使っている際に、メガネをかけてファインダーを覗くと周りがケラれてしまう、また、ライブビュー使用時のオートフォーカス(AF)が遅いという問題に悩んでいる方も多いでしょう。この記事では、これらの問題を解決する方法について解説します。
1. メガネでの視界問題
メガネをかけた状態でファインダーを覗くと、視界が狭くなる、あるいは周囲がケラれることがあります。これはファインダーの視野率やアイポイントの設定がメガネのフレームに干渉するためです。
この問題を解決するための一つの方法として、「アイカップ」の交換が考えられます。EOS Kiss X2にはアイカップが標準装備されていますが、より深いものに交換することで、メガネをかけたままでも快適にファインダーを覗けるようになります。さらに、アイカップを調整することで視界が広がる場合もあります。
2. メガネを外さずに使いたい場合
メガネを外さずにカメラを使用したい場合、コンタクトレンズを使用するのも一つの方法ですが、それが面倒という方にはアイカップ交換が非常に効果的です。また、カメラ本体に外部モニターを接続することも考えられます。これにより、ファインダーを使用せず、液晶モニターで撮影を行うことが可能になります。
3. ライブビューでのオートフォーカス(AF)の遅延
ライブビューを使用する際、オートフォーカスが遅くなるのは、EOS Kiss X2が通常のAFセンサーではなく、コントラストAF方式を使用しているためです。この方式は、スピードが遅く、動きが速い被写体の追従には不向きです。
この遅延を改善する方法としては、以下の方法があります。
- ライブビューを使用せず、光学ファインダーで撮影する。
- カメラ設定でAFモードを変更し、より高速なAFが可能なモードを選択する。
- より高速なAFを備えたレンズ(例えば、USMレンズやSTMレンズ)を使用する。
また、ライブビューを使う必要がない場合は、ファインダーを使用することで、AFの速さを改善することができます。
4. より良いオートフォーカスを実現するために
オートフォーカスの速さを改善するためには、カメラの設定やレンズ選びが重要です。特に、ライブビューを使用する際のAF速度を改善するためには、カメラの最新ファームウェアをインストールすることが推奨されます。最新のファームウェアには、AFの速度向上が含まれていることが多いです。
5. まとめ
Canon EOS Kiss X2でメガネをかけてのファインダー使用やライブビューのオートフォーカスの遅延に関する問題は、いくつかの方法で解決できます。メガネの問題はアイカップの交換や外部モニターで解決でき、ライブビューでのAF遅延は設定変更やレンズ選びで改善できます。
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