直管タイプ蛍光灯をLEDに交換する際に、「ダミーグロー付き」か「グローを外すタイプ」にどちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。これからその違いや、電気代や長持ちに与える影響について詳しく解説します。
1. ダミーグロー付きのLEDとグロー外しのLEDの違い
まず、ダミーグロー付きのLEDは、従来の蛍光灯のグローランプ部分が不要なものの、見た目としてグローがついているタイプです。これに対し、グローを外すタイプのLEDは、完全にグローランプを取り外し、専用のLEDチューブを直接ソケットに接続するものです。両者には、それぞれメリットとデメリットがあります。
2. 電気代の違いと省エネ性能
LEDの交換において、最も気になるのは電気代の差です。一般的に、LEDは蛍光灯に比べて消費電力が大幅に低く、同じ明るさであれば電気代が格段に安くなります。ダミーグロー付きタイプは、グローランプ部分が無駄な電力消費をしていないので、省エネ性能は高いですが、グローを外すタイプに比べると若干の差が出る場合もあります。しかし、この差は微小であり、どちらも非常に省エネです。
3. 長持ちの違い
LEDライトの寿命に関しては、グローランプを外すタイプのLEDが長持ちする場合があります。これは、グローランプを使わず、ソケットに直接接続するため、発熱が少なく、耐久性が高いからです。ダミーグロー付きの場合、グロー部分が経年劣化することもあり、その分LEDの寿命に影響を与える可能性があります。
4. メンテナンスと取り付けの容易さ
取り付けのしやすさに関しては、ダミーグロー付きのLEDが取り付けが簡単で、特に既存のソケットにそのまま取り付けが可能なため手軽です。対して、グローを外すタイプは、グローランプ部分を取り外さないといけないため、少し手間がかかることがあります。電気工事を依頼しないといけないケースもありますが、その分安定した性能を期待できます。
5. まとめ: 自分に合った選択を
ダミーグロー付きLEDとグロー外しタイプLEDの選択は、電気代や長持ちの違いよりも、設置の手間や用途に応じて選ぶことが重要です。日常的に長時間使用する環境であれば、グロー外しタイプのLEDが長持ちする可能性が高く、長期的に見てメリットがあります。一方、簡単に交換したい場合や、すぐに使いたい場合はダミーグロー付きLEDが便利です。どちらのタイプも省エネで長寿命のため、使い方に合ったものを選んで快適に使用しましょう。
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