PCのメモリ増設を考える際、どのメモリを選べばよいか、またそれが自分のマザーボードやCPUに対応しているかという点は重要な問題です。特に、ASUS PRIME Z370-AとIntel Core i7-8700Kを使用して、CORSAIR DDR4-3200MHz メモリ 16GB×4枚を装着する場合の対応状況について解説します。
ASUS PRIME Z370-Aのメモリ仕様
ASUS PRIME Z370-Aは、Intelの第8世代CPU(Coffee Lake)をサポートするマザーボードです。メモリスロットは4つあり、最大64GBのDDR4メモリをサポートしています。また、最大でDDR4-4000MHz(OC)まで対応可能です。
このマザーボードでは、標準でDDR4-2666MHzのメモリがサポートされていますが、オーバークロックを行うことでDDR4-3200MHz以上の高速メモリも使用できます。
Intel Core i7-8700Kとの相性
Intel Core i7-8700Kは、6コア12スレッドの高性能なプロセッサで、DDR4メモリをサポートしています。このCPUは、最大2933MHzのメモリ速度を公式にサポートしており、オーバークロックを使用することでDDR4-3200MHzのメモリも利用できます。
したがって、i7-8700KとCORSAIR DDR4-3200MHz 16GB×4枚の組み合わせは、十分に動作する可能性が高いです。ただし、オーバークロック設定が必要な場合があることに注意してください。
CORSAIR DDR4-3200MHz メモリの特徴
CORSAIR Vengeance LPXシリーズのDDR4-3200MHzメモリは、ゲーミングや高負荷作業に適した安定したパフォーマンスを提供します。16GB×4枚の合計64GBは、特にメモリを大量に使用するアプリケーションやゲームで優れた性能を発揮します。
また、このメモリは低プロファイルデザインであり、コンパクトなケースでも問題なく使用できる点が特徴です。ヒートスプレッダは効率的に熱を排出し、高い安定性を提供します。
メモリの互換性と注意点
メモリの増設において、重要なのは、マザーボードとCPUがサポートするメモリの容量と速度です。ASUS PRIME Z370-AとIntel Core i7-8700Kは、16GB×4枚の合計64GBメモリを問題なくサポートしますが、メモリの速度についてはオーバークロック設定が必要な場合があります。
また、すべてのメモリスロットにメモリを装着する場合、メモリのチップセットや容量が一致していることが求められます。異なるメーカーやスペックのメモリを使用すると、動作が不安定になる場合があります。
まとめ:ASUS PRIME Z370-Aとi7-8700Kでのメモリ増設について
ASUS PRIME Z370-AとIntel Core i7-8700Kを使用したPCに、CORSAIR DDR4-3200MHz メモリ 16GB×4枚を増設することは可能です。メモリスロットは4つあり、最大64GBまでのメモリをサポートしています。DDR4-3200MHzメモリを使用する際には、オーバークロック設定が必要となる場合がありますが、適切に設定すれば高いパフォーマンスを得ることができます。
メモリ増設を行う前に、互換性や動作条件を確認し、必要に応じてオーバークロック設定を調整しましょう。
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