運動会などのイベント撮影で、動く被写体にピントを合わせるのは意外と難しいことがあります。特に、外の明るい場所では液晶画面が見づらく、ファインダー越しに撮影しても意図しない部分にピントが合ってしまうこともあります。この記事では、SONY a6700を使った運動会撮影の際にピントを確実に合わせるための方法について解説します。
1. AF-Cモードを活用しよう
動く被写体にピントを合わせるには、オートフォーカス(AF)の設定を適切に調整することが重要です。特に「AF-C(連続AF)」モードを使用することで、動く被写体にもピントが追従します。これを使うことで、運動会のように素早く動く子どもにピントを合わせることが可能になります。
SONY a6700は、AF-Cモードの設定が非常に優れていますので、このモードを積極的に活用しましょう。
2. 拡大フォーカス機能を使う
ファインダー越しでピント合わせを行う際、精密な調整が難しいこともあります。その際に役立つのが「拡大フォーカス」機能です。この機能を使うことで、液晶画面やファインダー内でピントが合っている部分をより詳細に確認することができます。
SONY a6700では、拡大フォーカス機能を使用すると、ピントを合わせやすくなり、特に動きの速い被写体を追いかける際に便利です。
3. タッチパッドAFを活用する
もし液晶画面が見にくい場合でも、タッチパッドAFを利用してピント合わせをすることができます。タッチパッドを使うことで、液晶画面に触れるだけで簡単にピント位置を変更できるので、運動会の撮影中でも迅速に対応可能です。
SONY a6700では、タッチパッドAFの設定を有効にすることで、直感的にピントを合わせられるため、素早く撮影したいシーンでも有用です。
4. ピント位置をロックする
撮影中に子どもが動き回ると、どうしてもピントがずれてしまうことがあります。その際には「ピント位置ロック」機能を使うと良いでしょう。この機能を使用すれば、ピントを合った位置で固定することができ、動いている被写体でもピントがぶれにくくなります。
また、ピントがずれる心配を減らすために、連写モードを活用するのも効果的です。連写モードでシャッターを切り続けることで、最適な瞬間を捉えやすくなります。
5. 絞り値の設定を調整
運動会のように多くの人が動く場面では、被写界深度を調整することでピント合わせがしやすくなります。絞り値を少し小さく設定することで、被写体全体にピントが合いやすくなり、背景のぼけを抑えることができます。
絞り値の設定を調整することで、ピントを合わせやすくするだけでなく、より印象的な写真が撮れるようになります。
6. まとめ
運動会などの動きが速いシーンでの撮影では、AF-CモードやタッチパッドAF、ピント位置ロック、絞りの調整などをうまく活用することで、より良い結果を得ることができます。SONY a6700の優れたオートフォーカス機能をフルに活用し、動きのある被写体を捉えて素晴らしい写真を撮りましょう。
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