Bリーグファイナルでの撮影は、選手の迫力ある動きや会場の熱気を捉える素晴らしい機会です。しかし、会場や席の位置によって必要な撮影機材やテクニックは異なります。この記事では、横浜アリーナの2階エンド最前席から選手を撮影する際のアドバイスと、CanonR10に適した撮影方法について解説します。
撮影に適したレンズの選び方
撮影距離が遠いため、望遠レンズが必要ですが、200mmの焦点距離が足りるか不安という質問は多くあります。実際、横浜アリーナの2階エンド最前席では、200mmが少し短く感じることがあるかもしれません。そのため、さらに望遠が必要だと感じる場合は、300mm以上のレンズを選択するのも一つの方法です。
また、もし200mmを使用する場合でも、被写体の位置や動きによっては、連写モードやAF設定を調整することで効果的に撮影することができます。
屋内での撮影時のカメラ設定
屋内での撮影は、照明条件が厳しくなることがあります。まず、ISO感度を適切に設定し、シャッタースピードを速く保つことで、ブレを防ぎます。特にスポーツの撮影では、シャッタースピードが1/1000秒以上であることが理想的です。
CanonR10のAF性能は非常に優れており、動きの速い選手に対してもしっかりとピントを合わせることができます。AFの設定を「サーボAF」に設定することで、動きながら撮影してもピントが外れることを防げます。
適切な構図とタイミング
選手が動いているシーンを捉えるためには、構図を意識して撮影することが重要です。フレームに選手をしっかりと収めるためには、事前に選手の動きを予測し、シャッターチャンスを待つことが求められます。スポーツ撮影では、連写機能を活用して、ベストな瞬間を捉えることが有効です。
また、会場の雰囲気を伝えるために、広角で全体のシーンを撮影したり、選手と観客の一体感を表現するのも効果的です。選手がゴールを決める瞬間やダンクシュートを決める瞬間など、迫力あるシーンを捉えましょう。
その他の撮影アドバイス
スポーツの撮影では、露出補正を適切に調整することが重要です。屋内の照明によって、明るさの差が大きくなることがあるため、補正を使って露出を調整しましょう。また、背景の明るさや選手の服の色に合わせて、ホワイトバランスも確認しておくことをおすすめします。
さらに、バッテリーとメモリーカードの準備も忘れずに。連写で撮影する場合、バッテリーの消耗が早いので、予備のバッテリーを用意し、メモリーカードの空き容量も確認しておきましょう。
まとめ
横浜アリーナでのBリーグファイナルの撮影では、望遠レンズを使って遠くの選手を捉えることが重要です。200mmでも十分に撮影可能ですが、さらに望遠が必要ならば、300mm以上を選ぶと良いでしょう。屋内撮影時は、ISO感度やシャッタースピードを適切に設定し、AFの設定や構図にも工夫を凝らすことで、迫力のある写真を撮影できます。
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